AIキャスター登場、人気職業にもAI(人工知能)が進出。バーチャル・キャラクターの本当の価値とは
こんにちは、さんちゃんです。
AIキャスター登場。「24時間働けますよ!」
ニュースキャスターやアナウンサーは、知的でかっこいい大人気の職業だと思います。そこに興味深いニュースが飛び込んできました。
中国国営メディアが2名のAIキャスターを紹介するサービスを開始したとのこと。まだまだ表情がぎこちないなどの意見もあるようですが、そこまでの違和感はありませんでした。
AIや機械の特徴は、「人間と違い24時間働くことができる」ところですね。
これからダイバーシティ(多様性)に対応した年齢、性別、外見、人種、国籍、など様々なタイプの人気キャスターが登場するかもしれません。
AIキャスターの、もう一つの、より重要な特徴とは
ちなみに、AIや機械によるバーチャル・キャラクターには「24時間働くことができる」以外に企業にとってメリットといえる大きな特徴があります。わかりますか。それは、「仕事以外での不祥事の心配が一切ない」ということです。人間のキャスターやアナウンサーには、その仕事以外にも当然ながら私生活があります。そのため、交通事故や犯罪をおこしてしまったり、借金トラブルや不倫など社会的に好ましくない振る舞いが明らかとなったときに、本人はもとより、担当している仕事や組織に大きなダメージを与えることになります。AIにはその心配がまったくないというところに大きな価値があります。
時代が違うと言ってしまえばそれまでですが、これからは、ある意味では人間臭い人間はリスク要因として煙たがられ、無味乾燥としたそれこそAIみたいな人間が好まれるのかもしれませんね。このように考えると、高いギャラを支払って俳優女優タレントを活用したCMを製作するよりも、アニメや漫画などの2次元キャラクター、それも自社制作のキャラクターを活用してCMを製作した方が不祥事リスクに強く、それでいてキャラクターがヒットしたときの費用対効果が大きいのかもしれませんね。
そういえばヤン坊マー坊の天気予報のCM、懐かしいですね。