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大卒初任給過去最高、20万6700円。だけど大卒女子だけ少し下がっちゃいました

2018/12/21
 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

11月28日に厚生労働省より、「平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/18/index.html)の結果が公表され、今年も過去最高を更新して20万6700円(前年比0.3%増)となりました。

学歴別(高校卒、高専・短大卒、大学卒、大学院修士課程修了)でみても、企業規模別(大企業、中企業、小企業)でみても、すべてで前年を上回る結果となりました。

 

そのなかで、なんと、大卒の女性のみ前年を下回る結果となりました。

出所:厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査(初任給)」

 

20万2600円(前年比0.7%減)ということで20万円超は維持していますが、男性(21万100円、同1.1%増)と男女間の差が少し開く結果となりました。まあ、大卒女性の初任給は2年前に初めて20万円の大台に乗りましたし、昨年度2%増という大きな伸びを示していましたので、今年は少し控えめになったのかなとみることもできます。とはいえ、働き方改革で女性の働き方にもスポットがあたっていたり、現在の好景気を考えるとやっぱり少しさみしい結果といえそうです。

来年2019年はラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピック、そして2025年には大阪万博と世界的なイベントが開催されます。このまま景気も上向きで、初任給はもちろん昇給などを含めて賃金が上がっていく社会になればいいですね。

 

まぁ、数字だけをみると過去最高と景気のいい話が飛び交いますが、実態は一人ひとりそれぞれだと思います。

現在、新入社員として一生懸命頑張っている皆さん、本当にお疲れ様です。学生時代とは異なり休みもほとんどないでしょうし、日々の仕事に追われてそれどころではないという人も少ないくないでしょう。

そのなかでも、そろそろ仕事にも慣れてきたり、ボーナスの使い方を考えたり、と楽しい時期を過ごしている人、一方で、社会人一年目としてすごく大変な思いをしたり失敗の連続だったりで辛い思いをしているいう人、あるいは、すでに初職を離れて新しい仕事をしているという人、現在はお休み中という人など、それぞれの人がそれぞれの場所で頑張っているのだと思います。健康に気をつけて自分自身の人生をエンジョイしましょう。

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