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日経平均「今年最安値」20,392円! 12月に年初来安値を更新、2000年ITバブル崩壊以来の衝撃 こんな時期こそ新しいビジネスチャンスを掴め!

2018/12/30
 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

昨日のソフトバンクIPOに引き続き、株式市場について取り上げます。

少し気が早いですが、1999年代のふり返りとともに、来るべく2020年代についても想像していきます。

 

なんと、本日、今年最安値を更新しました。

20,392円・・・、2万円割れももうすぐといった感じです。

年末に向けての盛り上がりもなく、クリスマス熱も冷め切っています。

 

しかも、12月に年初来最安値(1-12月の1年間で最も株価が安くなった日)となるのは、2000年までさかのぼらないといけません。実に18年ぶりとなりました。

 

1990年代:バブル崩壊、既存の枠組みを飛び出したIT革命、そしてITバブルもまた終焉を迎える

1990年代は、前半にバブルが崩壊しました。山一証券の会見は今でも鮮明に覚えています。

90年代半ばには、娯楽消費が活発になりました。

特に音楽シーンでは、TRF、globe、安室奈美恵、華原朋美など小室ファミリーの全盛期、ミスチル、GLAY、シャ乱Q、相川七瀬、岡本真夜、などなどミリオンヒットは当然でダブルミリオン連発といった時代でした。後半にも宇多田ヒカルの衝撃的デビューがありました。

 

社会は、1995年に阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件に始まる一連の事件が連日報道されていたので、世紀末が来るのではと信じてしまいそうな勢いでした。

とはいえ、同時に、前述の音楽業界の盛り上がり、スポーツでは当時オリックスのイチローによる200本安打、がんばろう神戸のスローガンでの優勝、野茂英雄が大リーグで大旋風、など大いに熱狂できた時代だったともいえます。

 

そして、経済では、バブル崩壊以降、重厚長大な護送船団方式の企業群とは異なり、新しい風を吹かせながらIT系の企業が台頭してきました。

これまでのビジネス・スタイルにとらわれない新進気鋭のIT系若手経営者たちが、米国シリコンバレーにちなんで渋谷で集中的に起業しました。一時期、渋谷は”ビットバレー”と呼ばれていた時代です。

マイクロソフトが”Windows95”を発売したあたりから自宅でパソコン保有率が急速に高まりましたし、ポケベル、PHS、携帯電話(ガラケー)の普及など、1990年代はそれまでの生活を一変させた時代だったわけです。

 

それが、2000年ITバブルの終焉で株価が大暴落することになりました。

 

2020年代:新たなビジネスチャンスを掴む覇者となるのは?

 

あれから18年、あの時の悪夢がよみがえってくるようです。

 

ここ2、3カ月の流れをみていると、おそらく既存の経済社会の仕組みやビジネスモデルの延長線上においては抜本的な回復は難しいのではないでしょうか。

なんらかの革命的な新商品やサービスなど、次の10年、20年をけん引してくれるような産業なり企業なりが台頭しないことには2020年代は始まらないのかもしれません。

 

まだ2019年にもなっていませんので2020年代の話をするのは少し気が早いかもしれません。

とはいえ、2019年米国ではトランプ大統領が3年目となるため大統領選挙をも見据えた大規模な景気対策を実施すると思われます。

日本は米国、中国、ヨーロッパなど諸外国の出来事といった外部要因に一喜一憂することも多く、国内の経済も一進一退といった感じでつづくかもしれません。

 

感覚的には、日本経済は「終わりの始まり」に突入したイメージです。

 

今回紹介した約20年前の最先端は今や昔。

シングルCDも音楽配信になりましたし、ほとんどの場合、Youtubeで動画は見放題・聞き放題です。

Youtuberなる職業も出現しました。

 

働き方、生活、商品、サービス、などいち早く消費者のニーズを捉え(より正確にはニーズを作り出して)、2020年代の覇者となる業界や企業を予想してみました。

といってもキーワードの羅列にちかいです。

なんの根拠もない思いつきですが、5年後くらいに自分でブログをふり返ってみて、答え合わせをしようと思います。

 

1.シェアリング:ワークシェア、スペースシェア、タイムシェア、など

副業・兼業が当たり前の社会、マルチキャリア、デュアルキャリアなど

自宅・職場/学校以外のサードスペースを売りにしているスタバも驚く第4、第5の場所、など

カーシェアはかなりの認知度ですので、20年代は家のシェアが流行するかも。ホテルのレンタルサービス(1か月~1年契約くらいのイメージ)

工場勤務の3交代制で24時間営業体制みたいなものを医療、科学技術、金融などで実施(国内に限定せずグローバル展開)

 

2.キャッシュレス:手ぶらで移動生活

財布持たない、カバン持たない、腕時計、指輪やネックレスなどのアクセサリーに現金ほか多様な機能を内蔵

イメージとしては、現金や通信用のPC・スマホに投影用プロジェクターを超小型化して搭載している感じ

さらに、そこにAI(人工知能)による友人・知人、物知り博士、お助けキャラ、ライバルなどの存在があればなおよし

ちょっとマニアックかもしれませんが、冨樫義博さんの人気漫画”Hunter×Hunter”のグリードアイランドみたいな世界観です。

 

3.どこでもドア:移動しない移動生活

願望も込めてですが、行きたい場所に一瞬で連れて行ってくれるシステムがあればいいなと。

移動手段の進化は、飛行機、新幹線、自動車などをみても、より速くより遠くより安全に、がテーマです。

どこでもドアの実用化にはかなり時間がかかりそうですが、それでも、メールやSNSを使えば文字データ、画像データ、映像データは送受信が一瞬でできます。プリンター/3Dプリンターを使えば、遠隔での物質のコピーも可能です。

そうであれば、生物もそのうち遠隔でのコピー≒瞬間移動≒どこでもドアが可能になるのでは・・・。

 

などなど、想像することはすごく楽しいです。

いずれも定着するにはまだまだ時間がかかりそうですが、20年前に思いもつかなかったような商品やサービスが現在定着していますので、20年後には現在は影も形もないようなものが定着しているはずです。

 

日経平均株価の下落について書くつもりが、すごく大きな話になってしまいました。

なにごとも前向きに考えて行動することが「21世紀の生き方・働き方」なのだとあらためて感じた次第です。

 

ではまた明日。

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