平成の30年間で変化したこと(6)路上喫煙の禁止、令和は路上飲酒禁止条例も制定!
こんにちは、さんちゃんです。
平成の30年間で変化したこと第6弾でとりあげるのは「たばこ」です。
路上喫煙、テレビでの喫煙シーンの激減!
路上喫煙、いわゆる歩きたばこの禁止条例が制定されたりテレビでの喫煙シーンが激減するなどたばこに対する意識が大きく変化しました。
公共施設はもちろん飲食店などでも禁煙や分煙が拡がりをみせています。
オフィスでもたばこを吸いながら仕事をしている人は少なくなりました。
そのため喫煙場所には休憩時間を利用してたばこを吸う人たちがあふれかえっているという状況を目にします。
平成の30年間で喫煙者は肩身の狭い思いをするようになってきました。
私自身はたばこを吸いませんが、昭和から平成初期の頃は公共の場所でのたばこの煙やポイ捨てなどは至る所でありましたが、最近はほとんどの人がマナーを守って喫煙しています。携帯用の灰皿を持参している人もたくさんいらっしゃいます。
たばこそれ自体は嗜好品ですからルールやマナーを守って喫煙することは基本的に問題はないのですが、健康への悪影響(受動喫煙を含む)、火事の原因(昭和の時代には火災事由の第一位が寝たばこだった年もあり)、ポイ捨てによるゴミ問題・景観の問題などから火がついて嫌煙家の台頭とともに、いつの時期からかテレビでも喫煙シーンはほとんど放送されなくなりました。
路上飲酒禁止条例が渋谷区で制定!~お酒もたばこと同じ道を歩むのか?~
東京都渋谷区は、人が大勢集まるハロウィーンや大みそかの年越しの時期に限り、渋谷駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止する方針を固めた。6月議会に条例案を提出し、秋のハロウィーンからの適用を目指す。
…中略…
案では、ハロウィーンと年越しのカウントダウンの前後に、センター街を中心とした渋谷駅周辺で路上や公園での飲酒が禁止される見通し。違反者への罰則規定を設けるかなど、条例案の詳しい内容はこれから検討するという。
出所)「ハロウィーン、路上で飲酒ダメ 渋谷区が条例案提出へ」朝日新聞デジタル2019年5月13日配信
そして本日、東京都渋谷区が路上での飲酒禁止条例案を提出することが明らかとなりました。
渋谷区では以前から大型イベントがあるときに路上飲酒が問題となっており、ごみの違法投棄や大声で騒ぐ、喧嘩をするなど逮捕者が出たこともありました。
そのための対策として警備を増員するなどしてきましたが、このたび路上飲酒禁止条例を制定する流れとなりました。
お酒が絡んだ事故や事件などが発生するたびに規制の強化が叫ばれてきましたので、今回の渋谷区の行動は他の市区町村にも広がる可能性があります。
もしかすると令和時代にはテレビから飲酒シーンがなくなる日がくるかもしれません。
(そもそもテレビ自体が生活からなくなる可能性も十分にありますが)
そうなるとお酒メーカーをはじめとした関連企業のあり方やそこで働いている人の生活にまで影響を及ぼすことになります(たばこは、ある意味で半官半民のJT(日本たばこ産業株式会社)1社独占事業ですが、お酒は大手メーカーから伝統的な酒蔵まで全国各地に無数にありますのでその影響は小さくありません)。