Yahoo!JAPANファイナンスが「天皇誕生日」を勘違い!? 相場休場でシステム障害!!

こんにちは、さんちゃんです。
なかなか珍しい現象が起こっているようです。
Yahoo!が「天皇誕生日」を勘違い!?
本日12月23日(月)、上皇陛下が86歳の誕生日を迎えられました。
平成の30年間において「天皇誕生日」は、上皇陛下の誕生日である12月23日であり、当日は祝日となっていました。
しかし、お代替わりを経て令和元年となった2019年は、
12月23日は祝日とはせずに平日となること、
天皇誕生日は天皇陛下の誕生日である2月23日となること、
令和に入り最初の天皇誕生日は2020年2月23日の日曜日であり、翌24日(月)が振替休日となること、
と定められていましたため、
2019年は天皇誕生日がない(祝日とならない)年として職場や学校関係者などでは「休みにならない」と一部で話題となっていました。
そのようななか、日本を代表するポータルサイトのYahooでは昨年までのシステムをそのまま踏襲していたようで12月23日を天皇誕生日で祝日と表記し株式市場は休場として扱ってしまったためにザラ場(取引時間である9時から15時まで)においてデータ更新がありませんでした。
2019年12月23日障害情報
本日の日本株・国内指数における障害について(14時34分現在の復旧状況)
本日のヤフーファイナンスにおける日本株・国内指数のデータ更新における障害により多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございません。
原因は12/23を誤ってシステム上祝日としていたことによるものです。
現在復旧作業を行なっております。ご迷惑をおかけいたしますが復旧まで今しばらくお待ちください。
なお、本日(12/23)株式市場は通常通り取引されております。
出所)Yahoo! JAPAN ファイナンス webページより
ザラ場の時間帯では復旧できず!
週明けの月曜日ということも更新情報が多いなど復旧の足かせになったのかもしれませんが、本日のザラ場の時間帯においてシステム全体が復旧することはありませんでした(一部の情報・データの更新はおこなわれていました)。
結果として、Yahoo! JAPANファイナンスのチャート情報などを活用して株式売買をしている人にとっては取引がし辛かったのではないでしょうか。
プロの機関投資家や、専業の個人投資家であれば様々な情報・データを活用しているため、そこまで問題はなかったと思いますが、小口の兼業投資家だと利用している人も少なくないと思います。
とはいえ、今回は単純にシステム更新の障害であり、改ざんや誤情報の発信などはなかったようですのでほとんど混乱はなかったようです。むしろYahoo!のような一流企業がこんな初歩的なミスをするのかとツイッターなどで話題(揶揄?)になっていたくらいです。
明日は正常に戻ると思いますが、Yahoo! JAPAN ファイナンスも完ぺきではないということ、情報やデータはそのシステムに依存しているため依存し過ぎると危険だということを再認識した一日となりました。
ちなみに、本日の株式相場それ自体は高値圏での小動きで、しかも売買代金が1兆5000億円にも満たない薄商いでしたし、
新興市場でも一部のIPO関連銘柄に資金が集中していましたが、全体としてはクリスマス休暇気分なのかもしれません。
年の瀬も迫ってきましたので、昨年のような大きな下落がおこらないことを期待しています。