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新年度が始まった!! 非常事態宣言はどうなる!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

全国的に雨模様ですが、本日4月1日より新年度が始まりました。

 

昨年の新元号「令和」の発表とは大きく違う緊迫した雰囲気の中で・・・

そういえば昨年は菅義偉官房長官による「令和」のお披露目の日・・・、あの頃は米中貿易問題などもありましたが新しい日本のあり方に対して期待が大きかったような気がします。

 

しかし、今年は・・・。

エイプリルフールの冗談を言う気持ちにもならないくらい新型コロナウイルスによる肺炎のショックが蔓延しています。

 

先月中頃から急速に世界の景色が変わり始めました。

WHOによるパンデミック宣言、欧米の非常事態宣言やロックダウン(都市封鎖)によって人影が消えた街並み、そして日本でも子どもの時からずっとテレビのヒーローだった志村けんさんが新型肺炎により3月29日、70歳でお亡くなりになりました。

 

翌30日に小池百合子東京都知事による緊急会見がおこなわれるとのことで緊張感が走りましたが、ある意味では拍子抜けの内容で「夜遊びをしないでください」といった程度のものでした。

 

実際にコロナウイルスと戦っている日本医師会からは「非常事態宣言」を出すべき時期にきているとのSOSが発せられ、大きな損失となるであろう経済界の代表的団体である経済同友会からも非常事態宣言を出した方がいいのではないかとの声が上がり始めました。

 

以前から非常事態宣言に前向きである吉村洋文大阪府知事や、安倍首相と会談した小池東京都知事も「国が判断すべき」と暗に非常事態宣言の発表を期待している節がありました。

 

ところが、官邸からは31日に大きな動きはなく不安を抱いたままに本日から新年度が始まりました。

 

人の移動か活発になる4月、会社や学校などどうするのか、ほとんど進展がないまま不安と恐怖によって日本列島は緊張感に包まれたような感じを受けます。

 

 

諸外国首脳による残酷なメッセージ・・・

すでに非常事態宣言を発表した欧米などでは、大統領や首相がそれぞれの国民に向けて極めて残酷なメッセージを発表しています。

 

インターネットをみるといくらでも記事があるので引用しようと思ったのですが、そうやって記事を読むことも悲しくなるレベルの惨状です(ですから、今回のブログでは記事の引用はしないようにします。該当する記事などはインターネットをみればいやでも目に付くはずです。)。

 

アメリカでは新型コロナウイルスによる肺炎で少なくとも10万人の命が失われるだろうというトランプ大統領の発言や、自身も感染してしまったイギリスのボリス・ジョンソン首相による「国民を守ることはできない」という発言は聞いていて辛いものがあります。

 

イタリアやスペインからは、葬式が間に合わなくて協会に無造作に並べられた棺、治療の優先順位をつける命の選別・・・、などなど壊滅的な状況といえます。

 

日本は「検討する」ばかりで「実行しない」政府の要領を得ない会見の繰り返し・・・

ひるがえって日本では・・・、

 

何もしていないに等しい状況が続いています。

 

支援策は、やれお肉券やらお魚券の配布だとか、現金給付はいくらだとか、常に「検討する」という表現ばかりがつきまとい一向に「実行」に移されることがありません。

 

「これまでにない」とか「大胆な」とか「かつてない」とか「経済対策・支援策」へとのつづく枕詞はいっぱい述べられているのですが、具体的な話は一向に出てこない始末。

 

オリンピックの延期が正式に決まった頃から感染者や志望者が倍増しているような状況ですが、4月1日(14時執筆時点)において、安倍首相は現状を非常事態ではないとの認識を示しています。

 

このまま自粛をお願いするだけでたとえば小中高の休校措置を解除したうえで、諸外国のように10代の若者が犠牲になるようなことがあれば不安や恐怖だけではなく、「怒り」が政権に向かうことは間違いないでしょう。

 

まずは国民の安全、安心、その生命を第一としたリーダーシップを発揮してほしいものです。

 

 

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