引っ越し難民はつらい・・・、社会人は余裕のある時期に引っ越しを
こんにちは、さんちゃんです。
読売新聞によると、年度替わりの時期にあたる3月、4月に引越をしたいと思っても日程があわない「引っ越し難民」がでる可能性があるのだとか(「春休みは「引っ越し難民に注意」…運転手が不足」読売新聞2019年1月18日配信)。
せっかく、進学や就職で新たな気持ちで新生活を迎えるその第一歩で、まさかの業者につながらないという理由でつまずくのは・・・、悲しいですよね。
国交省や全日本トラック協会によると、今年は3月23日~4月7日が特に混雑すると予想されている。3月16~22日や4月の土日曜も混雑する見込みだ。
すでに引越することがわかっている人は早めに引越業者を手配した方がいいと思います。
(私も最近引越しましたが、シーズンオフだとかなり安価に抑えることができます)
とはいえ、進学については3月まで結果がわからないという人もいると思います。
3月、4月は、引越の最盛期で、他の月の「2倍」の件数があるようです。
そのため、運転手などのスタッフが不足するという事態が昨年度もあったようで、今年度も・・・。
なかなか難しい問題となっています。
高校や大学への進学に対する引越需要は、ほぼ100%の割合で4月入学に対応しなければいけませんので、3月末~4月初めの最も忙しい時期と重なります。
また、新社会人となる若者が新天地での生活を始めるのも、やはり4月がほとんどです。
結果的に、繁忙期が重なることになります。
今後、新卒一括採用や4月の人事異同が減少すれば、この問題は解消するかもしれませんが、現時点ではほとんど望み薄です。
しかも、書き入れ時にあたる3月、4月の時期において運転手(ドライバー)が不足しているようです。
引越業者の運転手など物流に携わる人材の需給関係が崩れており、運転手(ドライバー)が不足しているようです。
求人倍率も2.91倍(100人の求職に291人分の求人がある状況、言い換えると291人の応募に100人しか集まらない状況)に上っているようです。それだけ仕事がきつかったり、収入が低かったりするのだと考えられます。
まあ、日常的に利用している人も多いネットショッピングなど、送料無料というものが少なくありません。
物流に携わる人たちがいますから経費ゼロということにはなりません。それにもかかわらず送料無料が多数を占めます。
大きな声では言えませんが、正直な話、社会人の引越については料金を上げてもいいかもしれません。
高校生→大学生・・・安価である方がよい
大学生→社会員・・・上に同じ
社会人→異動・・・会社の経費で支払うのであれば、高額でもOKでは!?
しっかりと適正価格を支払う/受け取るというwin-winの取引関係を継続させていかないと、ビジネスとして成立しない可能性がでてきます。
そういう意味でも、会社主導の異動に関連した引越については、会社側が大金を支払うような仕組みも面白いかもしれません。
個人としては送料無料のネットショッピングに慣れてしまっている自分が怖くもありますが、正当な利益を獲得ししっかりとした経済成長を実現するためにも、運転手(ドライバー)を取り巻く環境や働き方について再検討することは大切になってくると思われます。