令和相場で初上昇! それでも6月のG20までは様子見が続くか!?
こんにちは、さんちゃんです。
8日ぶりに日経平均が上昇して取引を終えました。
令和に入って初めての出来事です。
手放しで喜びたいところですが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
日経平均は前場下落も後場に上昇! プラスで一日を終える!
本日の株式市場は、昨夜のアメリカNYダウの回復もあり上昇してスタートしました。
しかし、その後すぐにマイナスに転換し午前中は「あぁ今日も下がるかも・・・」と不安を抱かせる展開となりました。
一進一退の攻防が続いていましたが後場に入り堅調に上昇した結果、前日比121円33銭高の2万1188円56銭で取引をおえました。
パーセンテージにすると0.60%高ですから、なんとか持ちこたえたという方が適切かもしれません。
この7日間で1200円も下げていたことを考えると雀の涙ほどの上昇かもしれません。
それでも、やっと長かったトンネルから抜け出し令和に入って初めての前日比プラスで終えたことは大きな意味があると思います。
国内外の懸念材料が解消されたわけではありませんので、明日以降も下落傾向は続くと考えられそうですが早く底をみせてほしいものです。
G20開催期間中に予定されている米中首脳会談までは様子見か!?
トランプ大統領がツイッターでつぶやいた内容をみると、6月28日から大阪で開催されるG20(主要20カ国・地域首脳会議)において、アメリカと中国の首脳会談が実施されることが想定されます。
現在、両国のあいだで互いに関税を引き上げる発表が出ていますので予断を許さない状況は変わりませんが、直接対談が想定されている6月末までの期間はこれ以上の大きな衝突はないものとみられています。
せっかく大阪でG20が開催されるわけですから、理想をいえば日本がアメリカと中国の間を取り持って落としどころを探ることができればベストだといえます。
しかし両国の交渉が決裂することになると仲介者としての力量が疑われる結果になりますので悩ましいところでもあります(最近ではアメリカと北朝鮮の仲介役を買って出ていた韓国が交渉が上手くいかなかったこともあり両国からないがしろにされたことは記憶に新しいです)。
米中首脳会談までの約1か月間において、ある一定の上下動を繰り返すレンジ相場となるのか、それともジリ貧で下値を切り下げていく下落相場が続くのか、まったくわかりません。
国内に目を移しても消費税増税延期がにわかに現実味を帯びてきています。
令和が始まって2週間経ちますがいまだ激動の新時代が続いています。