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日産西川社長再任なるか!? 株主総会大荒れの予感!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

日産自動車の株主総会が大荒れの予感!?

日産自動車の株主総会が嵐の予感です。

 

社長兼CEOの西川広人(さいかわひろと)氏の再任決議案に対して「No」を突きつける勢力が拡がっています。

 

 日産自動車が25日に開く株主総会で提案している西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)の取締役再任議案について、投資家への議決権行使助言を手掛ける米大手2社が「西川氏はカルロス・ゴーン被告らによる不正行為があった時に代表取締役で、監督すべき立場だった」などとして反対を推奨していることが11日、分かった。
反対推奨している2社はグラス・ルイスとインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)
日産の株主総会を巡っては、指名委員会等設置会社へ移行するための定款変更の議決について、ルノーが棄権する意向を日産に伝えている。

出所)「日産社長再任に反対推奨 米助言2社、株主総会で」共同通信2019年6月12日配信

 

すでに大株主であるルノーが棄権を表明しています。

「棄権」とは実質的な反対の意思表示といえます。

 

そして、ここにきてグラス・ルイスとインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)の2社が西川社長兼CEOの再任議案への反対推奨を表明しました。

 

ゴーン前会長の事案の余波・・・

記事によると、2社が反対推奨をする理由はシンプルです。

 

カルロス・ゴーン被告(前会長)の不正に関連して、当時から代表取締役であった西川氏の責任を問うものです。

 

ゴーン氏とともに逮捕され、このほど保釈されたグレッグ・ケリー氏(逮捕当時、ゴーン会長、西川社長につぐNo3の立場にいた人物)は、自身の無罪を主張しています。

そこではゴーン氏の退職後の雇用契約書案についてゴーン氏、西川氏、ケリー氏の三者で事前に準備され確認されていたことを明らかとしていますので、ゴーン氏の「報酬隠し」については(不備があるとすれば)社内で解決すべき問題であったと述べています。そして、なぜ自分がいきなり逮捕につながったのかといきどおりを吐露しています。

 

ゴーン氏らの裁判については最終決着まで時間がかかりそうですが、当時社長であった西川氏が表向きまったく責任を追及されなかったことが特に海外の株主や投資家に不審に感じられたのではないでしょうか。

 

一連のゴーン氏の事件について西川社長のクーデターではないかとささやかれている理由もそんなところにあるのだと思います。

 

海外の声を踏まえて、日産自動車の取締役会がどのように判断するのか、25日に控えている株主総会はどうなるのでしょうか。

 

なんだかんだいっても日本が世界に誇る企業のひとつである日産自動車ですから、月末の株主総会の動向、そしてその後の企業活動に注目です。

 

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