足のサイズを3D計測、ZOZOMAT(ゾゾマット)の挑戦! ヒットするか、ZOZOスーツの二の舞か!?
こんにちは、さんちゃんです。
ZOZO新サービス「ZOZOMAT」(ゾゾマット)発表!
ZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営するZOZOが、新しいサービスを発表しました。
その名も、ZOZOMAT(ゾゾマット)。
無料配布される「3D足型測定シート」で、これを活用することでジャストサイズの靴をインターネットで購入できるようになるとのことです。
2017年11月に発表された「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」から約1年半。ZOZOが今度は「足の形」の測定に乗り出す。6月24日、同社は足の形をミリ単位で3D計測する新たなサービスを発表した。その名もZOZOMAT。ZOZOSUITに次ぐ計測型ソフトウェアだ。
ZOZOMATはマーカーが描かれたマットの中心に足を置き、そのまわりをスマホのカメラでスキャンすることで、足の大きさ、甲高、かかと幅など足の3Dデータを作成できるというもの。ZOZOMATの基本的な仕組みはZOZOSUITと同じだろう。
この3Dデータをもとに、ユーザーは自分の足にフィットする靴を探すことができる。靴は実際に履いてみないとフィットするかどうかが分からず、オンラインショッピングで購入するのをためらう人も多いが、ZOZOMATがあればサイズに合うかどうか悩まずに済む。
ZOZOMATは送料も含めて、無料で提供。今日から先行予約を開始し、実際の提供は今年の秋を予定しているという。この発表に併せて、ZOZOはZOZOMATのデータを活用した新しい靴の買い方、選び方、作り方に興味のあるパートナーの募集も開始した。出所)「ZOZOが足の形採寸マット「ZOZOMAT」を発表 今秋冬リリース予定」Forbes JAPAN(2019年6月24日配信)
商魂たくましいZOZOのことですから「ZOZOスーツ」の撤退で諦めていないとは思っていたのですが、今度は「足」に焦点を絞ってきたわけです。
靴については各メーカーでサイズがばらばらだったり、同じサイズでも自分の足にフィットしなかったりということがあり、インターネット通販で購入して失敗した経験を持つ人も少なくありません。
(私も買ったばかりの靴がまったく足に合わず靴擦れをした結果、1回しか履いていないものがあります)
そのため、インターネットで靴の購入を躊躇っている人もいらっしゃるかと思います。
自宅で簡単に足の長さ、幅、甲の高さなどが測定でき、ベストフィットする靴を購入できるとなると利用者も増えるのではないでしょうか。
ZOZOMATの画像や動画は、ZOZOTOWNのwebページから予約受付画面でみることができます。
出所)「ZOZOTOWN」webページ
注記)本画像はアイキャッチ画像にも使用しています。
ZOZOスーツからの巻き返しなるか!?
ZOZOスーツも先行予約段階でたくさんの予約が殺到し、デザイン変更がおこなわれるなど話題を呼びました。
そして2018年10月の決算発表会においてZOZOの創業者である前澤友作(まえざわゆうさく)代表取締役社長が事実上のZOZOスーツ撤退発言をしたとしてここでも大きな話題となっていました。
一時は時代の寵児としてもてはやされた前澤社長ですが、破格のお年玉企画をしたり、女優との恋愛を公にしたり、派手な私生活も話題となりましたが、ZOZOのネット販売から有名メーカーが撤退するなど業績が下降してきた頃から株価の下落が始まり、前澤社長自身に対するバッシングも増えてきました。
とはいえ、常に新しい技術やサービスを提供する実業家としての前澤氏への評価は確立しており、今回のZOZOMATが靴の製造や販売に与えるインパクトは大きいものがありそうです。
(ZOZOMATの発表後、婦人靴のインターネット通販を実施している会社の株が売られるという影響もでています)
以前のブログで、生鮮食品大手スーパーのライフとamazonの協業による生鮮食品のインターネット通販についても紹介しましたが、いきなり実店舗に行く人が激減してネット通販が主流になるとは思いませんが、靴についても自宅にいながらネット注文する人が増えてくるかもしれません。