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みずほシステム統合完了、巻き返しなるか!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

みずほフィナンシャルグループ、システム統合完了!!

みずほフィナンシャルグループの基幹システムが全面的に稼働を開始しました。

先週末ATMなどが使えませんでしたが、その間にシステム統一の作業をしていたようです。

 

 みずほフィナンシャルグループ(FG)の新たな銀行業務の基幹システムが16日、全面的に稼働した。17年越しの課題だった3系列のシステムを統一し、2002年と11年の2度にわたり信頼を失墜させた大規模システム障害の過去から決別。「鬼門」突破で仕切り直し、稼ぐ力で水をあけられている他のメガバンク2行に対し、攻勢に転じる。
みずほFGは、02年の旧第一勧業・旧富士・旧日本興業の3行統合以降、旧行のバランス維持に腐心し、経営課題の解決が実質的に後回しとなった。必要なシステム投資を先送りしたつけは重く、障害対応などに資源をそがれた結果、近年は収益力で三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループの後塵(こうじん)を拝している。

出所)「みずほ、反転攻勢へ=「鬼門」のシステム統合完了-収益回復へ真価問われる」時事通信2019年7月17日配信

 

記事にもあるように2000年に入ってから2度にわたる大規模システム障害などもあり顧客離れが進んでいました。

 

巨額損失計上のシステムで巻き返しなるか!?

 背水の陣で業績回復に挑むみずほFGは19年3月期、今回完了したシステム統合を含む構造改革費などとして約7000億円に上る巨額損失を計上。重荷を一気に解消し、「次世代型の金融にかじを切る」(坂井辰史社長)と宣言した。

 

7000億円の損失計上が発表された際は、株価が大暴落となるのではとか、倒産するのではないかとか、けっこうな騒ぎになりました。

なんせ利益が86%減少するというとんでもない発表でしたので・・・、私も少額ですが株式を保有していますのであの時はかなり焦りました。

 

翌日は小幅安で推移しましたが、その後もじりじりと株価は下げており、現時点で大手都市銀行のなかでも株価の低迷が顕著です。

久しく忘れていましたが、あのとき発表された巨額損失のシステム開発が完了したという報道をみてぜひ巻き返してほしいと思う気持ちしきりです。

 

近年では仮想通貨(暗号資産)の巨額流出事件に否が応でも注目が集まっていますが、これからの都市銀行の、それも一番出遅れているみずほフィナンシャルグループの巻き返しに期待が集まります。

 

新生みずほFG誕生なるか!?

記事にも坂井社長が「次世代型の金融にかじを切る」と発言しているように、これからは新しい金融機関が求められています。

 

すでにブログでも紹介しましたが、無料対話アプリ大手のLINEとの新銀行設立、副業の解禁、これまでの年功序列型人事制度からの改革など、新時代の金融機関像を模索している姿が垣間見えます。

 

みずほフィナンシャルグループのチャレンジングな行動に期待が集まります。

 

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