トヨタ中間決算発表、売上が過去最高! ソフトバンクと明暗分ける!?
こんにちは、さんちゃんです。
昨日のソフトバンクグループに引き続き、本日は日本企業の時価総額第1位「トヨタ自動車」の中間決算が発表されました。
(ちなみにソフトバンクは時価総額第5位。11月7日15:51更新「日本経済新聞」webサイトより)
トヨタ自動車の中間決算、その数字は!?
トヨタ自動車が7日発表した2019年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比4.2%増の15兆2855億円となり、中間決算として過去最高を更新した。純利益も2.6%増の1兆2749億円となり、過去最高を更新。
出所)「トヨタ中間決算、売上高と純利益が過去最高」共同通信2019年11月7日配信
売上高、純利益ともに過去最高を更新しました。
長らく日本をけん引してきた大企業であるトヨタは、グローバル展開していますので世界経済の影響を真正面から受け止めることになります。
米中の貿易戦争、韓国の日本製品不買運動など、様々な外部要因が発生しているなか過去最高の売上と利益を計上したことはトヨタの安定した力強さを改めて証明した決算発表となりました。
トヨタとソフトバンク、明暗を分けた株式市場の動向
前日の株式市場終了後に発表したソフトバンクグループは、中間決算発表では15年ぶりの赤字決算となった結果、本日の株価は前日比2.22%減の4226円となりました。
一方、トヨタ自動車の中間決算は本日の場中に発表されたため、決算発表直後から株価は急騰し年初来高値を更新しました。
新興市場では決算発表で一喜一憂する光景はよく見られます。
株価が決算発表で急上昇したあと利益確定売りに押されて急降下するチャートはお決まりの流れで悲喜こもごもあるわけですが、時価総額がこれだけ大きいトヨタ自動車が急騰してほとんど下落することなく取引を終えるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。
日本を代表する2社の中間決算は明暗を分けたわけですが、明日以降どのような株価への影響がでてくるのか興味は尽きません。