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嘘かホントか、トランプ大統領にイランが懸賞金!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

嘘かホントか定かではないですが、本当であればびっくりするようなニュースが入ってきました。

 

イランの国会議員がトランプ大統領に懸賞金!?

 イランの国会議員がトランプ米大統領の殺害に300万ドルの懸賞金を支払うと発表した。イラン学生通信(ISNA)が21日報じた。
ISNAによると、ハムゼ議員は議会に対し「われわれはケルマン州の市民を代表し、トランプ大統領を殺害したものに現金300万ドルの懸賞金を出す」と言明した。
政府の宗教的指導部が懸賞金を裏打ちしているかは不明。
米国のロバート・ウッド軍縮大使は記者団に対し、懸賞金を「ばかげている」とし、イラン体制に対する「テロリストの支持」を示していると述べた。
ハムゼ議員はまた、「イランが核兵器を保有していれば、われわれは脅威を回避することができる。核弾頭を搭載できる長距離ミサイルの製造を計画にすべきだ。これはわれわれの自然権だ」と述べた。
出所)「イラン議員、トランプ米大統領殺害に300万ドルの懸賞金」ロイター2020年1月22日配信

 

「イラン学生通信(ISNA)」という団体がどのような団体であるのかよくわかりません。

日本の大学のクラブ・サークル、学生団体のようなものなのか、テレビ局や新聞社のような通信社として活動しているものなのか、そのあたりがまったくわからないため報道されている内容がどこまで本当のことかわからない、という前提でみていくと驚きの内容となっています。

 

ハムゼ議員というイランの国会議員がアメリカのトランプ大統領の殺害に300万ドルの懸賞金をかけたという衝撃的な内容です。

 

とはいえ、この発言がイランという国の公式の発言とは書かれていませんし、一議員が議会で発言した内容を誇張して伝えているだけのようにも考えられます(どこの国にも過激な発言をする人は国会議員に限らず存在します)。

 

現時点ではアメリカのロバート・ウッド軍縮大使が言うように「ばかげている」レベルの話なのだと思います。

一瞬緊張感が高まったアメリカとイランの関係ですが両国の和解ムードが報道されたことと、新型肺炎のニュースにかき消されていますが、こういった発言が暗殺を奨励することになったり、戦争へと発展することになる危険性もあります。

 

そういえば過去に日本でも・・・

そういえば過去に日本でもびっくりすような発言をした国会議員はたくさんいました。

 

今回の発言と地理的に近いところでの発言でいうと、故・鳩山邦夫法務大臣の「友達の友達はアルカイダ」という発言が思い起こされます。

 

実際にどのような文脈で発言されたことなのか、詳細を知らなくても、その言葉のインパクトとともに記憶されている人も少なくないでしょう。

日本でも国会の内外で、たとえばテレビや新聞を中心にメディアも大騒ぎとなった発言ですが、この発言が誇張されるかたちで英語やアラビア語で報道されていた場合、今回の引用記事を日本語で読んでいる私たちと同じようにさぞ驚かれたのではないでしょうか。

 

昨日、新型肺炎に関するデマ報道についてブログにしましたが、リツイートなど情報拡散をする場合に悪意がなくても嘘や大げさな情報が拡散されてしまうこと、そこに母語ではない言葉の翻訳が加わるとその元となった情報の微妙なニュアンスが伝わらないのだろうなとあらためて感じました。

 

今回の記事は、嘘ではないが一部の議員の極端な発言を切り取って大げさに報道しているだけではないかと推測されますが、このことがアメリカとイランの関係悪化につながらないことを祈るばかりです。

 

 

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