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日銀の「金融緩和」強化で株価爆下げ!! 何がやりたいのだろうか!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

今週は荒れ模様の一週間となりそうです。

 

先週の安倍晋三会見に続き、日銀も・・・

先週に行われたアメリカ・トランプ大統領による非常事態宣言、それを受けて安倍晋三総理が土曜日夕方に緊急会見をおこなうとのことで日本中の注目を集めました。

 

50分強おこなわれた安倍総理の会見は、悪い意味で予想どおりのまったく要領を得ない抽象的なものに終始しました。

インターネット上では何のために会見を行ったのか、やる意味があったのか、といった声も散見されたほどです。

 

そして、本日朝に入ってきたのが日銀の「金融政策決定会合」を前倒ししての実施ということです。

 

今週18日(水)、19日(木)の2日間かけて実施する予定であった金融政策決定会合を本日の正午から前倒しして実施、しかも1日だけ、つまり本日中に結論を出すという情報が流れました。

 

よほど重要かつ緊急性の高いメッセージを発信されるのだろうとの期待が高まりました。

 

前場の株価は上場、前日比プラスを保つも日銀の発表で・・・

大方の予想では本日の株式市場の場中である15時までは発表がないものと考えられていました。
(このような重要な発表を場中に行うと株価が乱高下して混乱を招くことが少なくないためです)

 

しかし14時過ぎに発表されました。

 

 日銀は16日、前倒しで金融政策決定会合を開き、上場投資信託(ETF)買い入れの年間目標額を現行の6兆円から「当面12兆円」に拡大する追加の金融緩和を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の失速懸念が強まる中、株価暴落などで混乱する金融市場の安定化を図る。日銀の金融緩和はETFの買い入れ目標額を拡大した2016年7月以来約3年8カ月ぶり。
…中略…
決定文で「当面、新型コロナウイルス感染症の影響を注視し、必要があれば、躊躇(ちゅうちょ)なく追加的な金融緩和措置を講じる」と明記した。一方、現在マイナス0・1%の短期金利の引き下げは、企業の資金繰りを支える地銀への悪影響が大きいため見送った。
出所)「日銀が追加緩和決定 ETF買い入れ年12兆円に倍増 新型コロナ対応」毎日新聞2020年3月16日配信

 

直後、株価は少しの上昇を見せたのち急降下・・・。

一気にマイナス圏内に突入、その後ほとんどリバウンドもなく前日比429円1銭安の1万7002円4銭で取引を終えました。

 

1万7000円台をキープするためだけに動いたとしか、というより場中に発表しなければ乱高下はなく前日比トントンかもしくはプラスで終えることができたのではないかとの声も聞かれています。

 

発表された内容に目新しさはなく、期待は空振りに終わり失望感が全面に出たかたちとなったからにほかありません。

 

同じように場中に非常事態宣言を発表したトランプ大統領の会見後にはNYダウが1000ドル以上も上昇したこととは雲泥の差といってもいいかもしれません。

 

もう、ほんま、いらんことばっかりしやがって!

 

という声が聞こえてきそうです。

 

明日以降どうなるのか!?

新型コロナウイルスによる肺炎の感染はヨーロッパで猛威を振るっており、感染者数、死亡者数がぐんぐん伸びています。

医療崩壊が叫ばれたり、食料品や薬局を除いて営業停止に踏み切る国家もでてくるなど混乱は増すばかりです。
当然のように株価は暴落しています。

 

そのようななかでなんとか死亡者は少なく見積もっている日本ですから、どのような対応策がでてくるのか期待したのですが、政府も日銀もあまり危機感のないように思える会見を繰り返しています。

 

明日以降どうなっていくのか、虚しさが支配的になってくるのを虚しく思う週明け月曜日となりました。

 

 

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