株価大幅続落・・・、GDPもマイナスからのさらなる下方修正!!
こんにちは、さんちゃんです。
新型コロナウイルスによる肺炎の影響に加え、原油価格の大幅下落の影響のダブルショックが日本の株式市場を襲いました。
株価は大幅続落・・・
日経平均は前営業日比1050円99銭安の1万9698円76銭・・・。
心理抵抗線と考えられていた2万円をあっさりと割ることになり、一時は1200円超の下げ幅、場中において目に見える形でのリバウンドもなく散々な一日となりました。
新興マザーズ市場は、日経平均よりもさらに悪化している印象を持ちます。
マザーズ指数が大幅続落。下落率は一時10%に達し、値上がり銘柄は3銘柄にとどまった。新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した世界的な株安に東京市場も大きな影響を受けている。新興市場はリスク回避の動きから資金が流出。
出所)「マザーズ指数大幅続落、値上がり銘柄は3銘柄=新興市場・9日」モーニングスター2020年3月9日配信
このかんもダダ下がりを続けていたにも関わらず、本日も10%近い大幅下落・・・
ここ1、2か月で株価が半値程度に下落した銘柄も珍しくなくなりました。
GDPのマイナス幅が増大! 速報値からの下方修正!
内閣府が9日発表した2019年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)改定値は、物価変動を除いた実質で前期比1.8%減、年率換算は7.1%減となり、速報値の年率6.3%減から下方修正された。マイナス成長は5四半期ぶり。
出所)「GDP10~12、年7.1%減へ下方修正」共同通信2020年3月9日配信
すでに発表されていた速報値でも年率6.3%減と驚きをもって迎えられましたが、確定値はさらに下方修正されて7.1%減となりました。
もちろん、こちらは2019年10-12月期の話ですので、コロナショックの影響はほとんど反映されていません。
おそらくは消費増税の影響が色濃いものと思われます。
そこに2020年1-3月期のコロナショックの影響が加わると・・・、
考えることが嫌になるくらい憂鬱な気持ちになります。
学校の休校措置をはじめ、経済が停滞していますので、経済、政治、働き方、生き方など、様々な変革が否応なしに迫られているように感じます。
政府では中小企業やフリーランスで働いている人を対象とした融資も検討されているようですが、いろいろと複雑な制度設計をするよりも、今こそマイナンバーを活用した国民支援策を打ち出してくれることに淡い期待をいだいている日々です。