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日本は瀬戸際の瀬戸際! 政府の言葉遊びが過ぎるかも・・・

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

4月に入り3日目となりました。

また新しい名言(迷言?)が誕生しました。

 

瀬戸際の瀬戸際・・・

これまでも新型コロナウイルスによる肺炎の感染に対して、安倍首相以下政治家の会見では「ギリギリ踏みとどまっている状態」「瀬戸際」といったフレーズが繰り返し使われてきました。

 

ここ数日、感染者数や志望者数がどんどん増えている現状を目の当たりにしながら、いつまでギリギリなのか、瀬戸際を過ぎているのではないか、感染爆発が発生してからでは制御不能となるのではないか、そのためにいつ政府から「非常事態宣言」が出るのか、といった空気が出来上がりつつありました。

 

そこにきて、本日の西村経済再生担当大臣の発言から新しい名言・迷言が誕生しました!

 

 西村経済再生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「きのうは東京都でも全国でも、これまでで最も多くの人の感染が確認され大変憂慮している」と述べました。
そのうえで、緊急事態宣言を行うかどうかについて、「引き続き、ギリギリ持ちこたえていて、少しでも気を緩めれば、いつ感染拡大してもおかしくない、瀬戸際の瀬戸際が続いている状況だ。専門家とも議論しているが、状況は日々、変化している。緊張感を持って、専門家の意見を聞きながら適切に判断していきたい」と述べました。
出所)「“瀬戸際の瀬戸際の状況” 新型コロナで 西村経済再生相 」NHK WEB(2020年4月3日配信)

 

本当に持ちこたえていると言えるのか?

・・・。

 

言葉遊びをやっている時間はないように感じるのですが・・・。

 

二世帯だったらマスクは追加を検討、現金給付は30万円!?

また、4月1日に安倍首相が前代未聞の支援策として発表した「全世帯に一世帯毎にマスク2枚を配布」について二世帯住宅などを対象に追加配布を検討されるそうです。

 

 菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、全国すべての世帯に布マスクを配布する方針に関連して「2世帯住宅など、1つの住所に複数の世帯が生活する場合は、最初にポストに投かんする時には迅速性の観点からまず2枚の配布を行う。その後、居住者の状況に応じて追加の配布を検討したい」と述べました。
出所)「官房長官 布マスク配布「2世帯住宅など追加配布 検討したい」」NHK WEB(2020年4月3日配信)

 

違う、違う、そうじゃ、そうじゃなーい!!

 

なんかピントがズレ過ぎているようで言葉を失います。

 

同時に「一世帯に30万円の給付」というニュース速報も飛び込んできました。

 

自己申告であること、所得が減少した世帯に限定することなどが発表されましたが、申告方法や減少した金額や比率、時期など詳細は不明ですが、できる限りシンプルで広く行き渡って欲しいと思います(もちろん私自身も欲しい気持ちでいっぱいです)。

 

いずれにしても、今週末に感染者数・死亡者数が増加するのか、一定に抑え込むことができるのか、(あまり期待はできないですが)減少傾向をみせるのか、それにあわせていよいよ緊急事態宣言が発表されるかもしれません。

 

来週以降どのような日本になるのか、緊張感が走っています。

 

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