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営業自粛要請に従わないパチンコを攻撃することに意味はあるのか!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

ゴールデンウイークを迎えましたが新型コロナウイルスの影響は収まるところを知らず、気持ちもふさがりがちな日が続いています。

 

ブログの更新も億劫になり、ますます気持ちが沈んできましたので、これはまずいなと感じてブログ再開します。

 

国内での死亡者が500名を突破・・・

 川崎市は2日、新型コロナウイルスに感染して治療中だった70代男性が死亡したと発表した。国内の死者はクルーズ船も含め500人に達した。
出所)「新型コロナの国内死者500人に」共同通信2020年5月2日配信

 

緊急事態宣言発令後、爆発的な感染増にはつながらず一定程度はコロナウイルスをコントロールできているように映ります。

 

とはいえ、本日、日本国内での死亡者が500名に到達しました。

いまだに1日の感染者数は二桁から三桁を推移していますので、現在の入院患者数などを鑑みてももうしばらくは死亡者が増加し続けることは間違いありません。

 

いつになったら終息するのか、・・・。

政府は4日にも緊急事態宣言の延長(おおよそ1か月程度)をおこなうとの報道が入ってきています。

 

ここにきて(感染拡大のための私権圧迫から)経済優先をしたことに対する政府への批判から、緊急事態宣言の撤回を見据えた経済を軽視していることへの政府に対する批判が強まっているように感じます。

 

私自身は、どっちにしても政府への批判をしたいだけの人たちが少なからずいる状況であって、それ自体がストレス発散となっているという(あまりいい意味ではないにしても)効果が見込める状況ですので、メディア等を通じて垂れ流される批判の声は極力聞こえてこないような生活に移行しつつあります。
(いよいよテレビもつまらなくなってきた・・・)

 

パチンコ店の営業がやり玉に!?

そこにきて、ここ数日の傾向としてパチンコ店が営業自粛要請を受けているにもかかわらず営業継続しているとして批判の的にさらされています。

 

そこでみられる多くの論調は、

1.パチンコ店に対して、営業自粛を遵守しないとはけしからん!
2.パチンコに行く客に対して、自分が良ければそれでいいのか、感染したらどう責任をとるのか!

といったものでしょうか。

 

派生して、この時期にパチンコに行く人が感染した場合、治療をするなといった強硬的な意見や、なかには営業中のパチンコ店に対して嫌がらせの電話や訪問をしたり、店のスタッフや客とトラブルを起こすといった「自粛警察」なるはた迷惑な人も出現しているようです。

 

ここでは、少し視点を変えた論点を紹介したいと思います。

 

パチンコで集団感染しているのか!?

ひとつ目の論点は、パチンコ店において集団感染(クラスター化)しているのか、という素朴な疑問です。

 

当初から人口密度が高くなる三密状態が想定されるパチンコは集団感染の危険性が指摘されていました。

 

ですが、実際に5人以上の集団感染が確認されてクラスター化したところをみると、医療機関等は別として、スポーツジムやライブハウス、飲食店(クラブや居酒屋など)が多いように感じます。

私が知り得る限りでの報道ベースですし、パチンコでの集団感染が起こっているのであれば話の前提が異なりますが・・・。

 

そういう意味では、たとえばこちらも緊急事態宣言の前から指摘されていた「満員電車」と同じで、パチンコもなんとなくのイメージで集団感染の危険性を大袈裟に煽ってしまっているような可能性もあります。

 

あくまでも営業「自粛」要請ですから、第三者が自粛していないことに対してことさら批判する必要はありません。

兵庫県では5月1日に営業自粛要請から「指示」へと一段階強い指針を発表したりもしていますし、西村大臣など営業自粛要請に従わない場合に罰則を設ける案を検討するといった発言もされています。

さらには吉村大阪府知事など、パチンコのギャンブル性を指摘したうえで依存症対策の必要性を訴える人もでてきました。

 

感染が終息したのちなど中期的な対策のなかにはパチンコ依存症や私権制限への罰則(あわせて補償など)を検討することに対して賛成ですが、目下コロナウイルスとどう向き合うかといった本質とはやや離れた議論になっているきらいがあります。

 

パチンコを営業停止にしたらどうなる!?

私自身はパチンコをしないため、本音を言えば営業を自粛しようが継続しようがほとんど影響はありません。

パチンコで感染した人と接触してしまうことで自分が感染してしまうかもしれないというリスクがあるということはわかりますが、それはスーパーやコンビニにいったときに感染してしまうリスクと大きく違いがあるとは思っていません。

 

さて、

ふたつ目の論点ですが、緊急事態宣言が発令され外出自粛が強く要請されている状況でパチンコに行く人というのはどういう人だろうかということです。

 

偏見を含んでしまいますが、自己中心的で、モラルや道徳心が低く、なんとなく粗野で乱暴な人ではないかと考えてしまいます。

 

もちろん平時のときにパチンコにいく人は単純に趣味(一部はそれで生計を立てているプロ層)のひとつと考えることができますが、わざわざこれだけ批判を受けても行く人たちはと考えると・・・、です。

 

少なくとも私自身は友達にもなりたくないし関わりたくもない人たちと言えます。

 

それでは、パチンコを強制的に休業とするような強い規制を働かせるとどうなるでしょうか。

お客さんとして来ていた人たちの行き場が失われます。

 

そういう人たちは、おとなしく家にいるような人たちでしょうか。

 

パチンコに行けないストレスを抱えたまま、スーパーやドラッグストアをうろちょろされても店員とトラブルになるのではないかと心配になりますし、公園でたむろされると散歩している人とトラブルになるのではないかとこちらも心配になります。

仮に家にいても昨今流行りのコロナDVなどに発展するのではないかと心配でなりません。

 

偏見は重々承知ですが、このご時世にパチンコに行くような「ヤバい」人たちがパチンコに行けずに街中にあふれかえる方が社会的にマイナスになるのではないかといった不安があります。

 

緊急事態宣言下においてパチンコを24時間営業にすれば!?

このように考えると、パチンコ店は、そういった人たちをたくさんの人数、長時間滞在してもらえるある意味ではありがたい施設ということができます。

 

法律上は難しいわけですが、極端に言えば、住居が近くにない国道沿いの大型パチンコ店などで24時間営業してもらったらどうでしょうか。

お店側もスタッフ3交代制などやりくりは大変でしょうが営業することで売上を得ることができます。

わざわざこの時期にパチンコに行きたいというお客さんも満足できます。

率直な気持ちとして、パチンコに休業圧力を加えることでストレスを抱えた人たちが街中にあふれるよりもよっぽどいいように感じます。

 

もちろん、パチンコで集団感染が大量に発生しているという状況であれば話は別ですが、寄ってたかって営業継続を批判してもコロナウイルスは終息しませんので、なんらかの代替案を出していく必要があるのではないでしょうか。

 

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