最強の「副業」としての株式投資! 世界経済が大混乱だからこそ学びと収入源の確保を
こんにちは、さんちゃんです。
12月に入りましたが、日経平均が大幅に下落しています。
12月10日の日経平均終値は、先週比459円18銭安の2万1219円50銭となりました。
先週に引き続き、下落中といったところです。
出所)Yahooファイナンス
10月以降は株価の変動が激しさを増すばかりです。
ここにきて米中の貿易摩擦、ファーウェイ副社長のカナダでの逮捕といった世界経済にも大きなインパクトがありましたし、7~9月期の国内総生産(GDP)が下方修正されて年率2.5%減も発表されました。個別企業では、日産のカルロス・ゴーン前会長の逮捕、再逮捕と、国内外ともになかなかの経済情勢といえます。
ですが、こんなときだからこそ、しっかりと株式市場を学び、最強の副業として株式投資をひとつの選択肢として実践できるようにしておくことが大切です。
なお、このブログを書く目的は、副業としての株式投資の魅力を語るというものです。
実際に株式投資をおこなう場合は、利益が出る場合もありますが損失が出る場合もあります。あくまでも投資家個人の自己責任となりますので、そこのところはよろしくお願いします。
ちなみに副業解禁で働き方はどのように変わるのかについては過去に記事にしていますので、まだ読まれていいない人はこちらも参照してください。
紳士服メーカーの「スーツ離れ」とビジネスパーソンの「副業解禁」はまったく同じメカニズム。生き残りをかけた分水嶺となる
株式市場に注目する理由
そもそも、なぜ株式市場に注目するのか。
その理由は、
1.企業、日本、世界全体の経済活動が把握できるようになる
2.個人が「副業」として実施しやすい
といったところにあります。
日々働いている人にとっては、株式や投資という言葉に対しては、ギャンブルやマネーゲームといったニュアンスで捉えられている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、株式市場は、日本経済の過去から現在の歩みの蓄積であるといえます。そして企業の株価というのは、その企業の活動実績や業績が色濃く反映しているわけですから、株価をみることで元気のある企業や業界、今後伸びそうな企業や業界を知ることができます。
そういった視点から株式市場を眺めると、株価の高い会社はどんなところか、そこがどのような商品やサービスを発表しているかがわかりますし、次にどんな商品やサービスが流行するかといった予測をたてることもできます。さらに、そういった会社がどのような働き方をしているか調べてみると、こういう会社だから業績が伸びるのか、それが株価につながっているのか、ということも把握できるようになったりもします。
そこに世界経済の動向が加わることによって、よりダイナミックな経済活動として株式市場が運営されていることがわかってきます。
株式投資は最強の副業
そして、ふたつ目の理由ですが、こちらがメインの理由です。
なによりも株式投資は個人が「副業」として実施しやすいという点です。
副業の定義は難しいですが、ここでは本業以外での収入源というざっくりとした捉え方をしています。
副業というと、
短期でアルバイトをする、
本やブログを執筆しる、
セミナー講師やコンサルティングをおこなう、
インターネットビジネスをおこなう、
お祭りやイベントでハンドメイド・クラフトやワークショップを出展する、
などが思いつきます。
とはいえ、一般的なサラリーパーソンの場合、アルバイトであっても他社で副業や兼業を可能としている会社はまだまだ少数派というのが現状です。
それ以外の項目をみると、文章や話術、技術など何か特別な才能が必要になってきそうです。
このように考えると、余剰資金を株式投資として資産運用をおこなうことは副業として理にかなった行動だといえます。
第1に、ほとんどの場合、株式投資は副業という扱われ方をしません。
よほどのめり込まない限りは、旅行や料理と同じように趣味に近いものとして扱われます。
他社でのアルバイト等とは比較にならないくらい実施のバードルは低いといえます。
第2に、初期費用が不要で始められます。
何か商売をする場合にはそれなりの初期費用が必要となります。
しかし、株式投資の場合は必要なものがお金それ自体のみですので、実施前の出費はゼロです。
第3に、少額で始めることができます。
2018年12月7日現在、株式を買える会社(上場している会社)は、3,640社あります。そのなかで、だいたい1,000社程度は10万円以下での購入が可能です。
たとえば、大手銀行の「みずほフィナンシャルグループ」は18,100円から購入可能です(12/10終値)。
なんと、日本を代表する金融機関の株主に2万円以下でなることができます。
このくらいの金額であれば、多くのサラリーパーソンにとってなんとかなると思います。貯蓄に回す分を切り崩さないと到底できないような金額だと本当にギャンブルになってしまいます。お小遣いのなかから少し投資資金に充当させればいいというくらいの感覚が大切になってきます。
第4に、配当利回り、売却益、株主優待が得られます。
株式を持っていると配当金を得ることができます。だいたい株価の数%が相場です。
少なく思うかもしれませんが、今や貯金をしても利子はほとんどつかず0.00…%でほぼゼロです。ATMの手数料の方が高いくらいというのが現状です。それを考えると配当金の利回りは大きなものがあります。
そして株価が上がった時に売却すると売却益を得ることができます。
株価が10倍になった株式を「テンガバー」と表現したりしますが、10万円で購入した株が100万円になることもあり得るわけです(手数料、税金等は考慮していません)。
さらに、クオカードや自社クーポンなどが株主優待としてもらえる株式もあります。
最近では藤井聡太七段で話題の将棋界きっての株主優待好き、桐谷広人さんによる株主優待を中心とした生活スタイルがメディアなどで取り上げられたりしていますので、優待目的の投資家も増えてきました。
なお、配当が0円の会社や値下がりする会社、株主優待がない会社もあります。自分自身の目的に併せて購入する株を選んでください。
第5に、PCやスマホでできて、ほとんど体力を使わなくてすみます。
毎日の本業で体力や精神力をすり減らしている人がほとんどだと思います。
そのような状態で週末や夜の時間帯に体力や精神力を使う副業はかなりしんどいです。そういう事情を知っているからこそ、企業の側も他社でのアルバイトといった体力や精神力を使うことになる副業に消極的になっているわけです。
しかし、株式投資は、PCやスマホを使用することで自宅で簡単に実施することができます。
体力をほとんど使う必要がありません。
損失が出たときには精神力をすり減らすこともありますが、プロのデイトレーダーと張り合うわけではないでしょうし、余剰資金で副業としておこなう場合にであれば、自分なりの運用ルールを決めておくことで、そこまで大きなリスクはないといえます。
このように、限られた時間とお金を有効活用し、経済を学びながら資産運用できるというのが株式投資の魅力です。
もちろん、自分に合わないと感じた場合には、株式投資から撤退することも容易です。
すべての株を売却すればいいだけです。その際、ほかの人を
一人で黙々と実施できますので、副業まで人間関係で煩わされないということも(人によっては)魅力のひとつだと思います。
いずれしにしても、なんらかの副業を開始するには勉強や準備は必要です。どうせ勉強をするのであれば、生きた知識を学ぶことが大切になってくると思います。
経済を学びながら収入源にもなる株式投資は、最強の副業といえると思います。