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ONE PIECE”ひとつなぎの大秘宝”の謎に迫る! ONE PIECEは生き方・働き方の指南書である

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

漫画から学ぶシリーズ第10弾。
今回は『ONE PIECE』(尾田栄一郎)をとりあげます。

 

ONE PIECEとは

ONE PIECEは尾田栄一郎さんによる大人気漫画です。
1997年に「週刊少年ジャンプ」で掲載が始まり、2019年1月10日現在、単行本91巻まで発刊されています。累計発行部数は全世界で4億4000万部(2018年7月時点)を超えており、2015年に「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録にも登録された日本を代表する漫画です。

 

なぜこのブログでONE PIECEかというと、ONE PIECEが数多ある漫画のなかで最も会社経営や働き方を表現している漫画だからです。

 

ONE PIECEは17歳の少年モンキー・D・ルフィが、世界一の海賊王を目指して大海原を冒険する物語です。
一言で言うと、「高校生ベンチャー」の物語です。

船長を「社長」、海賊団を「会社」と捉えるとイメージしやすいかもしれません。

そして、冒険をしながら仲間を集めて海賊団を組織し、敵と戦いながらルフィ達は成長していきます。
その成長ストーリーに子どもから大人までが熱狂しているわけです。

 

 

とはいえONE PIECEをとりあげる直接の理由は、昨日1月9日に「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)にゲスト出演していたということをHUFFPOSTの記事「ONE PIECE」尾田栄一郎、最終回に言及 「大人が子供を教育しようとする物語は嫌い」(2019年1月10日配信)で知ったからです(番組を見ていなかった・・・)。

 

明石家さんまさんとの対談だったらしく、「最終回」や「ひとつなぎの大秘宝」についてかなり突っ込んだ内容を尾田栄一郎さん自らが語ってくれたようです(本当に見たかった・・・)。

 

さんまが「ワノ国編」で最終回が近づいているのではないかと問うと、尾田氏は「終わりは近いと思います」と宣言。さらに、「ひとつなぎの大秘宝は『家族の絆』では」と聞かれると、「違います。そういうの嫌いなんです」と否定した。

その理由は、「子供の頃に見た『オズの魔法使い』のオチが不満だった」からという。

「これまで冒険してきて、君は勇気を持ってる。君たちは冒険してそれを得たじゃないか、それが宝なんだという。すごく不満で、子供の頃。こんな物語あり得ないと思って。ちゃんと冒険してきたんだから、くれと。物を。そう思ってきたので、子供ってそういうものだと思っているので、絶対そういうゴールは迎えない」

この発言にさんまは驚いた様子だったが、尾田氏は「大人が子供を教育しようとする物語は嫌いなんですよ」とコメントした。

出所)「「ONE PIECE」尾田栄一郎、最終回に言及 「大人が子供を教育しようとする物語は嫌い」」HUFFPOST(2019年1月10日配信)

 

私は『オズの魔法使い』も大好きなので、ちょっと複雑ですが、確かにオチの肩透かし感はあります。

それでは、”ひとつなぎの大秘宝”はいったい何なのでしょうか。

 

”ひとつなぎの大秘宝”とは

 

ここからは完全にブログ管理人の推測でしかありません。

ONE PIECEのファンと思われる様々なサイトやブログでも同じような感じで「”ひとつなぎの大秘宝”とは●●だ」といった記事がありますので、そのひとつくらいでゆる~く読んでいただければと思います。

 

尾田栄一郎さんの言葉に「これまでの冒険で培った勇気」ではなくて「物をくれ」とあります。

私自身は、勇気に近いものを想像していたので、ピント外れかもしれません。

 

そこで、”ひとつなぎの大秘宝”を予想すると、

 

未来を描いた「地図」か「地球儀」のようなもの

ではないかと想像しています。

 

 

地図というと面白味がないかもしれません。

それでも「地図」≒「全体像を知ること」はどのような活動においても極めて重要となります。

 

たとえば、『三国志』(横山光輝)では、時に金銀財宝よりも精確性のある地図を重視していました。戦いにおける地形の重要性が表現されています。

また、大航海時代の冒険家ピリーレイスは当時発見されていなかった南極大陸をほぼ精確に描いた地図を製作したといわれています。

日本においても伊能忠敬が当時の技術では信じられないくらいの精度で日本地図を作っています。

 

このように考えると、その時代の最高の頭脳と行動力を用いて製作されるのが地図であり地球儀になります。
比喩的にいうと、それが「世界のすべて」となります。

 

そこに、「未来を描いた」とつけることで漫画っぽくなるイメージです。
それでもまったく根拠がないわけではありません。

 

未来を精確に描くことは難しいですが、過去の出来事をしっかりと分析し、現代の情勢をつぶさに把握することで未来の予測精度は高まります。

 

会社経営でもそうですし、教育もそうです。
過去の成功事例や失敗事例から導き出さ出されたノウハウを文書化したものがマニュアルや教科書に反映されます。
そこで培った知識がまたその次のノウハウの蓄積となり新しいマニュアルや教科書として情報が更新されていくわけです。

 

つまり、過去の出来事を完璧に分析した結果に基づく未来の物語が描かれている何か、といったイメージです。

それは物であると同時に、頭脳そのものとも言えます。

人によってその価値は無限大ともゼロにもなります。

 

そういったものを具現化すると、未来が描かれた地図か地球儀みたいなものではないかとの結論に達しました。

 

それ以外にはAI(人工知能)に関連したシステムや電子書籍みたいなものも考えました。
でも、少年ジャンプの看板漫画の最終回が電子書籍への誘いだとあまりにもシュールですので、そこはないかなと。

 

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