1月22日は「カレーの日」 給食&家庭の味で大人気
こんにちは、さんちゃんです。
本日、1月22日は「カレーの日」です。
なぜカレーの日かというと、35年前の1982年(昭和52年)の1月22日に、全国学校栄養士協議会が小中学校の給食でカレーを提供したことに由来します。
この日の給食は全国の小学校、中学校で一斉にカレーが登場したという記念すべき日となっています。
カレーは栄養学的にも非常に優れており、そして何より子どもたちに大人気の食事だったことも大きいようです。
その後、給食の定番メニューとなりました。
学校給食でのカレーライス
たくさんの具が入っていてどことなく甘~い味付けのカレーは学校給食の遠い思い出です。
私が通っていた小学校ではグリーンピースが入っていたので、クラスで必ず何人かはスプーンでよけていました。
先生に「好き嫌いせずに食べなさい!」と言われるところまでがワンセットでしたね。
今から思い出してみると、自分たちで食べる量を調節できるところも面白くて、スポーツ好きの男子なんかが大盛にして食べる量を競ったりもしていました。
給食がカレーの日は教室にいながらキャンプのような楽しさがありました。
家庭の味、そして翌日はカレーうどん
そしてなんといってもカレーライスは家庭料理の定番メニューです。
母親「何食べたい」
私「カレー!」
この会話、何回やったかわかりません。
大人になって思うことは、
●カレーライスは失敗することがない(市販のルーを入れておけばおいしくなること間違いなし)
●具材のバリエーションが豊富(お肉や野菜など余り物でOK)
●子どもに大人気(普段食べないような野菜も食べてくれる)
●大量につくっておいて翌日に持ち越せる(ドロッとしていて初日よりおいしい錯覚あり)
など、
子どもに人気があるだけではなく、カレーライスはつくる側の大人にも大人気だということです。
小さいときは何も考えずにカレーライスが食べたいと答えていましたが、母親は心の中で喜んでいたのかもしれません。
なるべくしてなった家庭の定番メニューといえます。
ちなみに私の家庭の味は大ぶりの鶏もも肉が入った「チキンカレー」です。
翌日はカレーうどんというのも定番でした。
(久しぶりに実家に顔を出そうかなと思えてきますね)
毎日カレー、金曜日はカレー、勝負事のゲン担ぎにカツカレー
カレーは手軽に食べることができて栄養価も高いこともあり、カレーにまつわるさまざまな逸話があります。
有名なのが日本を代表する野球選手イチロー(現シアトル・マリナーズ会長付特別補佐)による毎日の「朝食カレー」です。
現在は朝食にカレーを食べていないということですが、一時期すごく話題になりました。
将来のイチローを夢見てスポーツをしている子どもをもつお母さんのなかには朝食カレーを真似した人もいるのではないでしょうか。
また、こちらも有名な話ですが海上自衛隊が海上航海しているときの金曜日のメニューはカレーです。
明治時代の海軍の航海において、長期間ずっと海にいることで曜日感覚がなくなることを防ぐ目的があったようです。
現在でもその名残で金曜日がカレーになっているだけではなく、「海軍カレー」として一般販売されています。
海軍カレーを家庭でつくるためのレシピなんかもインターネット上にありますので真似てみてもいいと思います。
参考までに、実際に海上自衛隊で「海軍カレー」のつくり方を解説した映像がYouTubeにありましたので紹介します。
さらに、カレーライスにカツをのせて「カツカレー」とするのも人気メニューです。
試合に勝つ、試験に勝つ(合格する)といったゲン担ぎとしてカツカレーを食べる人も多いのではないでしょうか。
こちらの由来は、元プロ野球選手・監督の千葉茂さんが大好きだったカレーライスとカツを別々に食べることが面倒くさいということで常連のお店でカレーにカツをのせて食べたことがきっかけだといわれています。
現在では、カツ以外にも様々なトッピングがありますので、トッピングでいつものカレーを少し豪華にしたり、味を変えてみたりできるところもカレーライスの魅力です。
そういえば、有名なカレーライスのチェーンに「カレーハウスCoCo壱番屋」(株式会社壱番屋)があります。
メインのメニューはもちろんカレーライス。
ファミレスのようにメニューが豊富なわけでも、牛丼チェーンのように安いわけでもありません。
それでも他社の追随を許さないカレーライス・チェーンとして君臨しています。
カレーハウスCoCo壱番屋のビジネスモデルは、ビジネスの視点から興味深い会社のひとつです。
そんなことを考えていると、おなかが空いてきました。
ココイチはひとまず置いておいて、今日の夜ごはんはカレーライスの気分です。