走らない車が大人気! 新しいカーシェアリングの使用方法からビジネスアイデアを考える!
こんにちは、さんちゃんです。
なんと、カーシェアリング利用者の8人に1人は「車をまったく走らせない」のだそうです。
CHUKYO TV NEWSによると、カーシェアリング移動手段以外の利用者が8人に1人もいるらしいのです。
その驚くべき移動手段以外の利用法は、
第1位・・・仮眠
第2位・・・友人や仕事上の電話
第3位・・・読書
となります。
それ以外にも、一人カラオケ、ロッカー替わりで着替えなどといった利用方法があるようです。
さらには小さい子どもがいる家庭において、子どもの泣き声対策としてカーシェアリングい非難したり、大声を出して子どもと遊ぶことができえるカーシェアリングの車内は隠れた人気となっているようです。
夫婦喧嘩のあとの避難場所・・・、という意見もありました。
これまで、カーシェアリングは自家用車を持たない/持てない層に移動手段を提供するものだと考えられてきました。
週末にしか自動車に乗らない人や税金対策、若者の自動車離れを食い止めるためのカーシェアリング需要など、あくまでも自家用車の代替としてのサービス提供が中心でした。
一風変わった顧客ターゲッティングとしては、たくさんの種類の自動車に乗りたい家族というのもありました。
(自家用車だと頻繁に乗り換えられないが、カーシェアリングだと好きな車種を選ぶことができる)
このように、あくまでも移動手段のひとつとしてサービス提供のシステムが構築されてきました。
しかし、今回のニュースからカーシェアリングのサービスは、必ずしも自動車での移動手段ではないことが明らかになりました。
そこに広がっていたのは「プライベート空間」としてのカーシェアリングです。
一人になれる空間として、大声を出したり、カラオケをしたり、読書をしたり、一人だけの趣味の世界に没頭できるということです。
喜怒哀楽を自由に表現できるため、パートナーと喧嘩をして怒りをしずめるとき、悔しくて悲しくて泣きたいときなど一人になれる空間として利用されているのです
また、複数の人間が集まって大事な話をするための空間、秘密を共有するための空間としても活用されているようです。
喫茶店では聞かれたくないような話でも自動車のなかだと安心できます。
今後、料金体系にもよりますが、喫茶店、漫画喫茶、インターネットカフェ、カラオケ、などの空間ビジネスのひとつとしてカーシェアリングが参入してくるかもしれません。
究極的には、ホテルの代替としての宿泊施設利用も考えられます。
そういったニーズに対応するための車の種類も検討されるかもしれません(ワゴンタイプや、まさかとは思いますがキャンピングカータイプなど)。
ここまで考えて、もしかすると、法律に抵触するような取引や行動に悪用されることもありうるかもしれません・・・。
万が一、そのような犯罪の温床としての活用手口が大っぴらになると既存のサービスの廃止など大きな影響がでてきそうです。
先日のブログでも書きましたように、新しいサービスには利便性とともに新しい課題もでてきますが、よりよい社会に向けてシェアリングエコノミーが発展していくことを期待しています。