本日2月7日は長野オリンピック開会から21年、あらためて考える「自然との共生」とは!

こんにちは、さんちゃんです。
本日2月7日は一般社団法人日本記念日協会によると「オリンピックメモリアルデー」です。
オリンピックメモリアルデー
1998年2月7日の長野冬季オリンピック開会の日を記念して、公益社団法人日本青年会議所北信越地区長野ブロック協議会が制定。長野オリンピックの理念のひとつに「自然との共生」があることから、オリンピック後の長野県の自然を考える日にとの願いが込められている。
長野オリンピックの興奮が蘇ります!
そう、21年前の今日、長野オリンピックが開会された日です。
AGHARTA「WAになっておどろう〜イレアイエ〜」
公式テーマソングは、AGHARTA(アガルタ)が歌う「WAになっておどろう〜イレアイエ〜」です。
ジャニーズのアイドルグループV6がカバーしたことでも有名です。
「自然との共生」という長野オリンピックのテーマにぴったりの曲です。
youtubeにありましたので、ぜひ聞いてみてください。
当時を知っている人はそのときの情景を思い出すこと間違いなしです。
はじめての人はこんなにもいい曲があったのかと感じると思います。
(※直接リンクが開かない可能性があります。その際は、youtubeで見るをクリックすると視聴できます)
長野オリンピックで日本代表は、金メダル5、銀メダル1、銅メダル4、合計メダル数10、総合順位第7位の成績でした。
スキージャンプ:金2、銀1、銅1
船木和喜・・・男子ラージヒル個人金、男子ノーマルヒル個人銀
原田雅彦・・・男子ラージヒル個人銅
日本チーム(岡部孝信、斉藤浩哉、原田雅彦、船木和喜)・・・男子ラージヒル団体金
船木選手の世界一美しい飛行姿勢、原田選手の感動の涙、もらい泣きしながらみていた記憶が蘇ります。
フリースタイルスキー:金1(女子モーグル)
里谷多英・・・女子モーグル金
冬季五輪で女性初の金メダル獲得となりました。
二回目のエアーでの大きな「コザック」のきれいさは繰り返し何度も報道されましたし、金メダル獲得直後の「やったーーー! すごい多英!」といった解説者(山崎修さん・元モーグル日本代表)にも注目が集まりました。
スピードスケート:金1、銅2
清水宏保・・・男子500m金、男子1000m銅
岡崎朋美・・・女子500m銅
アスリートの鍛え上げられた肉体はどなたをみても素晴らしいのですが、なんといっても清水選手の「太もも」です。女性のウエストよりも太い(70cmくらい)筋肉で500mを駆け抜けました。
ショートトラック:金1、銅1
西谷岳文・・・男子500m金
植松仁・・・男子500m銅
選手が倒れるアクシデントがつきもののショートトラックですが、決勝戦でも一人の選手が倒れてしまいました。
動ぜずにメダル獲得となった西谷選手、植松選手の精神力はすごかったです。
「自然との共生」~オリンピックの後にくるもの~
開催国として日本は冬季オリンピック史上初のメダル10個を獲得して閉会しました。
オリンピックのときは国中が注目するのですが、終わってしまうと閑散としてしまう・・・、ということはよくあることのようです。
そのため大切なことは「オリンピックの後に何が残るのか・何を残すのか」という視点をもつことです。
長野オリンピックは「自然との共生」をテーマに閉会後のまちづくりをしてきました。
一時的に閑散としていたようですが、現在ではスキーやスノーボードなどを楽しむお客さんが戻っているようです。
さらに、単純にスキーやスノボを楽しむだけではなく、古民家をリノベーションした宿や、体験型アクティビティとして「かまくらづくり」や「星空体験」など豊かな自然と共生するサービスを提供しています
。
また、スキー場で写真撮影を気軽にすることができるエリアを設けています。
そこにはこの20年で携帯電話の進化とともにカメラの進化に目をつけて、無下に撮影禁止とするのではなく、堂々とインスタ映えする写真を撮ってもらいSNSにアップしてもらうことで共感を呼び込む戦略も考えられています。
このような長野の取り組みは、伝統的な古き良き自然と、新しいデジタルなマーケティングとを共生させている事例といえます。
来年に迫っている2020年の東京オリンピック、そして2025年の大阪万博、そのイベント自体ももちろん楽しみではありますが、閉会した後に「何が残るのか・何を残すのか」しっかりと考えておくことが大切になってきます。