岸田政調会長も衆参ダブル選挙に言及! いよいよ消費増税延期のカウントダウンか!?
こんにちは、さんちゃんです。
令和に入り、政治と経済を取り巻く環境が激動しています。
経済は、景気動向指数が6年ぶりに悪化に引き下げられましたし、令和に入り株式市場は1,000円以上も下落しています。
これを受けて政治の世界も水面下では激しいせめぎ合いが続いているものと思われます。
4月に萩生田幹事長代理が消費増税を延期する可能性に言及し、その際は衆議院を解散しての総選挙に臨むことになると発言しました。
政府は菅官房長官をはじめ火消しに務めましたが、その発言をめぐってさまざまな憶測が流れることになりました。
そして、政府が言っていた「リーマン級の経済不況」が現実味を帯びてきたここ数日、さまざまな発言が飛び交っています。
なかでも注目すべきは、自民党政調会長で次期(あるいは次の次の)総理大臣の候補ともいわれている岸田文雄政調会長の発言です。
自民党の岸田文雄政調会長は18日、福岡市で開かれた党福岡県連大会であいさつし、安倍晋三首相が夏の参院選に合わせた衆参同日選に踏み切る可能性はあるとの認識を示した。
「具体的な動きは知るものではない」と断りつつ、「連休明け、関係者が集まるとダブル選があるのではないかという話が必ず話題になる。こういった雰囲気は感じている」と述べた。
岸田氏はこの後、記者団に「何が起こるか分からないのは政治の世界の常識だ。あらゆる事態に備える心構えだけは持っておかなければいけない」と指摘。「より緊張感を持ち、状況を見詰めていきたい」と語った。出所)「ダブル選「雰囲気感じる」=甘利選対委員長は否定的-自民・岸田政調会長」2019年5月18日配信
ここまでくると、消費税増税の延期は確約済みで、いつのタイミングで発表するのかをうかがっているようにも思えます。
しかし、もし、消費増税延期と衆議院選挙の実施が発表されるようなことがあれば、それは本当に景気が悪くなると政府が認めていることもなりますので、そこから雪崩を打って株価が下落する可能性もあります。
単純にどちらがいいのかは検討がつきません。
とはいえ、消費税増税は過去に2回延期されてきました。
今から考えると結局何のための増税案だったのかもよくわからないような状況になっています。
本当に生活が良くなるのであれば増税もやむなしなのでしょうが、なんとなくじりじりと悪化し続けるだけの平成の30年間の延長をいくようであればすっぱりと増税を延期ではなく廃止にして、減税などにシフトしてもいいのではないかとも思えてきます。