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日米首脳会談終了! 対北朝鮮政策は完全一致、貿易は…!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

安倍晋三首相とドナルド・トランプ大統領の日米首脳会談が本日午前に開催されました。
その後の共同記者会見でもゆるぎない同盟の強化が確認されました。

 

とはいえ、一つひとつの政策をみると完全一致したものとそうでないものとの差が明確になっています。

 

対北朝鮮政策は完全に一致!

安倍晋三首相は27日午後のトランプ米大統領との共同記者会見で「日米の揺るぎない絆を内外に鮮明にする絶好の機会となった」とトランプ氏訪日の意義を述べた。対北朝鮮政策については「方針の綿密なすりあわせを行った。日米の立場は完全に一致している」と強調した。

出所)「安倍首相「対北で日米の立場は完全に一致」」産經新聞2019年5月27日配信

 

トランプ大統領は2017年に訪日した際も拉致被害者家族と面会をしており、今回も再び面会をしています。
トランプ大統領は共同記者会見で、(核問題については当然ですが)拉致問題についても問題に取り組むと発言しました。

 

この間の韓国による仲介が上手くいっていないこともあるのかもしれませんが、日米の対北朝鮮政策について方針が一致していることは重要な成果だといえます。

 

日米貿易、経済政策は・・・

一方で経済政策については完全に一致とはいきませんでした。

 

特に、日米貿易については先日来日していたアメリカ農務長官のパーデュー氏が対日貿易赤字を問題視した発言から予想はしていましたが、トランプ大統領も貿易不均衡の是正について安部首相に迫っています。

合意内容は8月発表とのことで、7月実施が想定される参議院選挙に影響がでないようにとの調整結果だと考えられます。

 

日米貿易協定交渉について、トランプ氏は「8月に大きな発表ができると思う」と表明。7月に想定される参院選後、速やかに合意に達するとの見通しを示唆した。首相は「令和に入っても同盟の絆が強固であることを鮮明に内外に示したい」と強調、トランプ氏も「同盟はかつてなく盤石だ」と応じた。両首脳は午後に共同記者会見に臨む。
トランプ氏は「日米の貿易不均衡を是正したい」と力説。「日本は多くの防衛装備品を買っているが、米国が作っているものは世界一だ。これによって(日本は)貿易赤字の大幅削減に貢献できるに違いない」と語り、米国からの一層の調達を迫った。貿易協定に関しては、農産物や自動車などで両国の立場に違いがあり、日本側が米国の圧力をかわせるかが焦点となる。
出所)「トランプ氏、日米貿易の8月合意示唆=両首脳、強固な同盟誇示」時事通信2019年5月27日配信

 

詳細はわかりませんが、この感じだと、8月に発表される合意内容は日本にとって不利益をともなうものになる可能性が高いと考えざるをえません。

 

なぜならば、7月の参議院選挙に影響が出ないようにとの配慮は、裏を返せば合意内容は日本経済にマイナスの内容であるということになります。

 

どの程度の要求を突きつけられているのかわかりませんが、秋以降の景気に大きく影響を及ぼすことだけは確かです。

 

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