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世界景気の失速、株式市場は手じまいムード!

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

世界景気の失速が確実に・・・

日本時間で金曜日の夜から土曜日朝にかけてのアメリカ株式市場NYダウが前日比354ドル安、終値は2万5000円を下回り2万4815ドルで取引を終えました。

 

金曜日朝に発表されたトランプ大統領のツイッターによるメキシコに対する関税強化の影響もあり、世界的な景気失速は避けられない模様です。

 

 トランプ米政権が仕掛けた貿易戦争の戦線が拡大し、世界景気の失速懸念が高まっている。
金融市場ではリスク回避の動きから株価下落が止まらず、投資マネーは安全資産とされる先進国の国債に向かっている。
トランプ大統領は5月30日に突然、不法移民対策が不十分だとしてメキシコからの全輸入品に6月10日から5%の制裁関税を課すと表明した。米国にとってメキシコは中国に次ぐ2番目の輸入相手国。大統領の方針通りに10月1日までに関税が25%まで引き上げられれば、「米景気は潜在成長率(2%弱)を下回るまで減速する」(米投資銀行)とみられている。

出所)「世界景気、高まる失速懸念=マネーは安全資産へ逃避-米の貿易戦争拡大で」時事通信2019年6月2日配信

 

このことで中国との貿易問題がひと段落すれば回復基調もあり得るといった意見はほとんど聞かれなくなり、株式から債券などに資産が流れているようです。

 

キャッシュ・イズ・キング!

近年、年金制度だけでは老後に不安がある、銀行預金の利息なんて雀の涙、一回引き出す定数料の方がよっぼど高い、などといわれ資産形成の選択肢として株式投資が取り上げられてきました。

 

アベノミクスによる好景気(少なくとも株価は上昇していた)ともあいまって、またNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)の制度を利用して株式投資や投資信託をはじめた人も少なくないと思われます。

 

とはいえ、好景気もひと段落し、ふり返ると2017年から2018年が天井であり、今は下り坂に差しかかかったといえる状況になっています。

 

6月に入りましたが、アメリカ、中国、メキシコなどの関税に関する問題、イギリスのEU離脱問題(6月7日に辞任するメイ首相の後任選びも迷走しているようです)、G20における各国の思惑(そこには韓国や北朝鮮など日本が無視できない東アジア問題も含まれます)などが錯綜しています。

 

6月相場は大きなポジションを持つのではなく、目線を短期(可能であればデイトレなど持ち越しをしない投資が無難)で考えた方がよいかもしれません。

 

相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という言葉があります。

そういう意味では、多くの人がパニック売りとなって大幅株安になった時期に購入することが勝負に勝つ方法ともいえます。

 

小心者の私にはなかなかできない逆張りの大勝負です。

やっぱり今は現金化しておくことが無難かもしれません。

 

そういえば大学生アルバイトなどによるSNSでの問題投稿問題「バイトテロ」は、問題が発覚した以前はツイッターを利用することが多かったことから「バカッター」と呼ばれていました。

 

公式記者会見やメディア発表よりも即時性や直接性がありますが、アメリカ大統領が世界経済を揺るがすような重要な問題についてツイッターで投稿するというのは新しい時代になったなとつくづく思います。

 

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