昨日に引き続き方向性の乏しい株式市場・・・、浮上のきっかけは!?
こんにちは、さんちゃんです。
さて、本日の日経平均は??
昨日の日経平均終値は2万585円(前日比134円安)でした。
前夜のNYダウ大暴落を受けて朝方は大幅下落から始まりましたが、その後ぐんぐん持ち直すという異例の強さをみせていました。
同時に、NYダウと日経平均の関係性が薄れているようにも感じられました。
そのような状況で、昨夜のNYダウは300ドル以上の上昇と2万6029ドルと2万6千ドル台に回復していました。
さて、本日の日経平均はというと、
開始早々下げ始める感じでNYダウのような反発がありませんでした。
TOPIXやマザーズなどがプラスに持ち直すなか、本日の日経平均は前日比68円安の2万516円で取引をおえました。
明日以降どうなる!?
決算などで個別銘柄の動きもありますが、全体としてNYダウの動きとは乖離がみられます。
令和に入り、NYダウが最高値を更新しているときも、日経平均は「出遅れ」と称されるように上昇基調とはいきませんでしたので、今年の日経平均は昨年までよりもNYダウの影響からより独自の動きが多くなるかもしれません。
参議院選挙も終わったため、消費税増税とそれに対応するかたちで実施されるであろう景気刺激策についての話題は下火になっていますが、世界経済が好転する話題はほとんどありません。
米中貿易戦争はヒートアップするばかりですし、トランプ大統領は中国や韓国などを対象としたWTOの発展途上国優遇に対しても批判的なツイートをしていますし、直近ではベネズエラとの貿易についてもツイートしています。
トランプ砲といわれるツイート一撃で大幅に株価が乱高下(だいたい大きく下がる)することがあるため市場の混乱は避けられません。
そして2日前の日経平均が大幅下落している最中、場中に政府や日銀が会合を実施したとの報道もありましたので、今後2万円を切ることになればなんらかのアクションがみられるのかもしれません。
一部ネットニュースでは今年9月には1万6000円まで下げるのではないかという記事が話題になっています。
ある意味では大暴落、恐慌を煽るようなニュースはたまに目にしますが、急激な暴落は困りますが、ゆるやかな下降基調でさえあれば個人投資家としても対応可能だと思います。
といってジリジリと含み損が増えて気がつけば塩漬け株がいっぱいというのは悪夢でしかないですから、そうはならないように資金管理を進める必要があります。
老後2000万円不足を解消するために投資に走るのは少し時期が悪い気もしています。
なんらかの浮上のきっかけが見えればいいのですが、現状それもみつからない状況ですので、8月夏枯れ相場、ゆったりと過ごすことが肝要かもしれません。