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池袋暴走、上級国民と称された飯塚幸三氏を書類送検へ!

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

池袋での自動車暴走により母子2名が命を失った死亡事故の運転手、飯塚幸三氏が書類送検されることがわかりました。

 

飯塚幸三氏、書類送検へ

4月に事故が発生し、その後逮捕や起訴されることなく過ごしていたことから(事故により当人も入院されていましたが先日退院されています)、「上級国民」などと称されていた飯塚幸三氏ですが、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で書類送検されることがわかりました。

 

TV、新聞、インターネットなど各種メディアで一斉に報道されています。

 東京・池袋で乗用車が暴走し12人が死傷した事故で、運転していた飯塚幸三元院長が先月、JNNの取材に対し「体力に自信があったが、おごりもあった」と話しました。警視庁は、元院長を来週にも書類送検する方針です。
出所)「池袋暴走事故、運転の飯塚元院長「おごりあった」」TBS NEWS(2019年11月9日配信)

 

 東京・池袋で4月、暴走した乗用車に母子がはねられ死亡した事故で、警視庁交通捜査課が来週にも自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)=東京都板橋区弥生町=を書類送検する方針を固めたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
出所)「池袋母子死亡事故 暴走の元院長を来週にも書類送検 警視庁」産經新聞2019年11月8日配信

 

 東京・池袋で乗用車が暴走し、松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が死亡、9人が重軽傷を負った事故で、警視庁交通捜査課は近く、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)を書類送検する方針を固めた。
出所)「池袋暴走、元院長を書類送検へ=母子死亡、9人重軽傷―過失運転致死傷容疑・警視庁」時事通信2019年11月8日配信

 

 東京・池袋で今年4月に起きた暴走事故について、警視庁が、旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三容疑者(88)によるアクセルとブレーキの踏み間違いが原因だと断定したことが捜査関係者への取材でわかった。来週にも、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で東京地検に書類送検する方針。
出所)「池袋暴走、旧通産省の元院長を書類送検へ…アクセルとブレーキ間違い」讀賣新聞2019年11月8日配信

 

なかでも飯塚幸三氏を「容疑者」と踏み込んだ表現を使っている讀賣新聞の記事には注目が集まっています。

他紙では実際に書類送検されたところから呼称が元院長から変わるのかもしれません。

 

新語・流行語大賞に「上級国民」がノミネート!

年末の風物詩のひとつ第36回「新語・流行語大賞」の候補となる30の言葉がノミネートされました。

 

新元号となった令和や、ラグビーW杯、ゴルフ渋野日向子選手、イチロー選手の引退といったスポーツ関連、災害関連、キャッシュレスや軽減税率など経済に関連した言葉、タピる、パプリカなどといった流行の食べ物や音楽などからのノミネートが目立ちました。

 

注目されたのはお笑いタレント関係のノミネートがなかったこともありテレビ離れがいよいよ深刻になったのではという印象を与えました。

そして、社会問題となった池袋暴走事故に関連してノミネートされたのが「上級国民」です。

 

すでに引退して老後の生活を送っているであろう88歳の老人が引き起こした事故に対する報道において、その立派な肩書きが連呼されるたびに「なぜ逮捕されないのか」といった声があがり流行した言葉です。

 

今年の対象はほぼ間違いなく「令和」一択だと思うのですが、上級国民のノミネート、そしてメディアで報じられるあり方をみるにつけ、現役時代の肩書き等が幅を利かせることが高齢社会のあり方として本当に良いものなのか一石を投じているのかもしれません。

 

ちなみに2017年の対象は「忖度」でした。

 

 

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