タレント不祥事リスクを回避!? アニメCM増加の流れ-続編-
こんにちは、さんちゃんです。
女優・沢尻エリカ容疑者が合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕されたことで、あらためてアニメやキャラクターを活用したCM製作が注目されています。
タレント不祥事のリスクも回避? 大手企業がアニメCMに続々参入のワケ
オリコンニュースの見出しをそのままに見出しをつけさせていただきましたが、大手企業がアニメCMに参入しているようです。
近年、アニメを使ったテレビCMやWEB動画が相次いで制作されている。チョコレートバーブランドの『スニッカーズ』は、人気漫画『進撃の巨人』とコラボレーションしたWEB動画を展開。さらに「トントントン、ヒノノニトン」でおなじみの日野自動車も、オリジナルアニメを使った動画をWEBで公開中だ。一見、アニメと無縁と思われていた企業までもが、なぜアニメでの訴求を図っているのだろうか。そこには、タレントによる不祥事で広告打ち切りといったリスクを回避する動きも多分に潜んでいるようだ。
出所)「タレント不祥事のリスクも回避? 大手企業がアニメCMに続々参入のワケ」オリコン2019年11月20日配信
実際問題、俳優・女優・タレントなど出演者が逮捕されるなどの不祥事が発覚した際には、ほぼ間違いなくCMはお蔵入りになってしまいます。
記事のなかには著名な映画監督やミュージシャンの製作したアニメCMについて言及がありましたが、もちろん映画監督や漫画家、アニメクリエイターやミュージシャンが逮捕等同じような状況になればCMお蔵入りのリスクがないわけではないですが、人間・心身そのものを商売道具とする俳優・女優などと比較するとそのリスクは小さいものといえます。
また、現時点では人気の俳優や女優、タレントは高額なギャラを支払う必要がありますが、それと比較するとアニメCMの製作費用は(高額であっても費用対効果を考慮すると)割安感がありそうです。
一方で、アニメーターや声優などを職業とする人たちのギャラや地位の向上につながる可能性もありますので、アニメCMの普及はリスク回避とともに全体としてのwin-winが見込めるのかもしれません。
生身の人間とAIキャラクターが共存共栄する世界へ!?
そういえば、昨年のほぼ同じ時期にAI(人工知能)によるニュースキャスターのデビューについて記事にしました。
そのなかでも不祥事のリスク回避について言及しましたし、あわせてAI・アニメ・映像であれば人間と異なり24時間365日稼働できるなど別の利点にも言及しています。
相次いで大河ドラマに出演する俳優・女優が逮捕されたこともあり、にわかに注目を浴びている2次元のアニメやキャラクターですが、今後ますます人間とキャラクターが共存共栄するようなCMが誕生するなど多様な時代になってきたのかもしれません。