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スニーカー洗濯専門店が渋谷パルコにオープン! 勝算はあるのか!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

日本初となる「スニーカー洗濯」の専門店が渋谷パルコにオープンしました。

 

スニーカー洗濯の専門店が渋谷にオープン!

 11月22日にリニューアルオープンする「渋谷パルコ」。ファッションや飲食店など193のテナントの中で、目を引いたのが「日本初」というスニーカーウォッシュ専門ブランドの店舗です。
…中略…
店名は「Licue&Sneakers(リクエアンドスニーカーズ)」。渋谷パルコの4階にショップを構えます。運営するのは、100%水洗いクリーニング店「Licue(リクエ)」や、洗濯代行サービス「WASH&FOLD(ウォッシュアンドフォールド)」を展開するアピッシュ。同社の担当者によると、スニーカー洗濯の専門ブランドは日本初だといいます。

利用の流れは、一般的なクリーニング店と同じです。専門スタッフがスニーカーの状態を確認。汚れ具合や素材や形状に合わせて、洗い方を提案します。後日、キレイになったスニーカーを店頭で受け取れます。
出所)「渋谷パルコ「日本初」スニーカー洗濯専門店は何がスゴイのか」MONEY PLUS(2019年11月22日配信)

 

新装開店する「渋谷パルコ」の目玉店舗としてスニカー洗濯の専門ブランド「Licue&Sneakers(リクエアンドスニーカーズ)」がオープンします。

 

スニーカーの洗濯!? 需要はあるのか?? 企業のねらいは!?

記事によると、ミュージシャンやデザイナーとのコラボスニーカーに代表されるいわゆる「レアスニーカー」市場、そしてアニメなどオタク文化に根づいているスニーカーなどを保有する顧客がまずは対象となるようです。

 

しかし、そのようなマニアックの顧客に限定せず、衣服のクリーニングと同じようにスニーカーを洗濯する文化を形成したいと考えているようです。

 

現状どの程度の市場があるのかは未知数ですが、20年以上前にとあるNBAの有名バスケット選手がNIKEとコラボしたバッシュが高額で取引される流行が巻き起こりました(そのバッシュを強盗するような事件も発生するなど社会的にも関心を呼びました)。

 

コレクター的に保存している人はもちろん、日ごろからスニーカーを履いている人にとって愛着もあるでしょうし、高額商品であれば専門の洗濯サービスは試しに利用してみようと考える人もでてくるかもしれません。

 

新しいビジネスの市場は未知数! だから面白い!!

このビジネスについてどれだけの利益が期待できる市場が拡がっているのかについて正確に計算することはできません。

 

辛口のコメントのなかには、靴の洗濯なんか需要がないのでビジネスにならないといった意見がみられます。

 

しかし、経営学の有名な寓話に、「全員が裸足の村で靴を売る」というものがあります。
ある村を訪れた2人の靴販売会社の社員は村人が全員靴を履いていないことをみて、それぞれ本社に電話をかけました。
1人目「村人は全員裸足です。靴を履く文化がないため、靴を販売できる見込みはありません。」
2人目「村人は全員裸足です。靴を履く文化がないため、靴を販売できる見込みがあります。」

そして2人目の会社は靴を履く文化がないその村に靴を履く文化を根付かせることで大きなビジネスチャンスをつかむことができたわけです。

 

 

このように考えると、洗濯そのものについてみても洗濯機の発明と進化は目を見張るものがあります。
昭和初期は洗濯板を使用しているのが当たり前だったと思いますが、その後「三種の神器」(洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビ)として社会に拡がったわけです。

 

カッターシャツなど毎日自宅でアイロンをあてている人もいらっしゃるでしょうし、クリーニングを利用している人もいらっしゃると思います。そう考えると、スニーカーを洗濯に出す文化が形成されないとは言いきれません。
衣服のクリーニング店が街中に違和感なく店舗を構えている現在において、靴のクリーニング店が定着する可能性は低くないのかもしれません。

 

同社の今後の展開に注目です。

 

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