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テレビの底力! 一切の予告なしで漫才師アンタッチャブル復活!!

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

11月29日放送の『脱力タイムズ』(フジテレビ系列)で漫才師のアンタッチャブルが約10年ぶりに漫才を披露しました。

 

アンタッチャブル復活!!

 お笑いファンが歓喜に沸いている。11月29日放送の『脱力タイムズ』(フジテレビ系)で、長らくコンビでの活動を休止していたアンタッチャブルが10年ぶりに漫才を披露したのだ。
…中略…
終盤ではゲスト出演していた新木優子(25)が好きな芸人としてアンタッチャブルの名前をあげるも、「最近、漫才を見る機会が少なくて残念」とコメント。そんな新木のために、相方である山崎弘也(43)を連れてきて漫才をするという流れに。しかし、実際に連れてこられたのは山崎と容姿が似ている俳優の小手伸也(45)。山崎として柴田と漫才に挑む小手だが、ネタが飛んでしまい司会のくりぃむしちゅー・有田哲平(48)から「中途半端な気持ちなら帰れ」と退場させられてしまう。
そして小手を呼び戻す形で有田が連れてきたのは、本物の山崎。山崎の登場を柴田も知らされていなかったのか、地面に倒れて驚く。「(復活を)この番組でやるの!?」と叫びながら、柴田は山崎と10年ぶりの漫才を披露したのだ。この“奇跡の復活”にはお笑いファンも狂喜乱舞。女優ののん(26)やさまぁ~ずの三村マサカズ(52)なども自身のTwitterで喜びのコメントを寄せるなど、日本中が喜びの声で溢れている。
出所)「アンタ復活劇を告知なしで放送の『脱力タイムズ』に賞賛の声」女性自身2019年11月30日配信

 

番組の演出として、ツッコミの柴田英嗣さんは過去に何度か同じようなかたちで(相方の山崎さんではない方との)漫才を披露していました。

 

そこに、なんと本物の山崎弘也さんが登場。

 

過去にはM-1グランプリで優勝を果たしたこともある実力派漫才師が復活する流れとなりました。

 

一切の事前告知をしなかった演出に称賛の声!

 そんななか、番組の演出に賞賛の声が集まっている。10年ぶりの復活という大きな注目を集める内容だけに、大々的に告知をするのが一般的だろう。しかし事前のCMをはじめ、番組放送中も一切山崎の登場は予告されていなかった。
さらに、大がかりな“伏線”もあった。過去に3度同番組に出演している柴田だが、その際も小手のようにフォーリンラブのバービー(35)やハリウッドザコシショウ(45)といった“ニセ山崎”と漫才を披露していた。そして、4度目の正直で満を持して本物の山崎が登場。結果として、過去回も今回への“壮大なフリ”だったと思わせる展開となったのだ。こうした番組の粋なはからいには視聴者から賞賛の声が届けられている。
《事前に「アンタッチャブル復活!」と告知、目玉にしてスポンサー募って視聴率狙ってという当たり前だし、本来喉手だったはずの復活劇をサプライズで損得抜きでやった番組と有田の心意気。テレビの底力感じた。アンタを大事に扱ってくれたんだね》
出所)同上

 

近年は大物ゲストの参戦などサプライズ演出も番組制作側が意図的に放送前に告知することで視聴者の期待を膨らませて視聴率獲得の流れが定着しています。

たとえば年末恒例の紅白歌合戦は、サプライズ企画の出演アーティストなどが大々的に予告されることで視聴率に貢献しています。
(ただし、事前にサプライズとわかっているため、そのアーティストが出てきたとしても演出としての驚き以上のものはありません)

 

しかし、今回の『脱力タイムズ』ではそのような演出というか戦略をとらずに、本当にサプライズでの山崎さん出演、柴田さんとのアンタッチャブルの漫才披露となったようです。

 

芸人仲間の歓喜のツイートや翌日の報道番組にも紹介されるなど大きな反響となっています。

 

番組出演終了後には漫才番組への出演も発表されるなど、大々的な告知となりましたが、そちらもあわせてプロモーションの勝利と言っていいのではないでしょうか。

テレビが、その演出(サプライズを含む)が以前ほどとがったものではなく予定調和と言われたり、古臭いなどといわれて視聴率が低迷しインターネットに取って代わられると言われたりもするなかで、今回のサプライズ演出はテレビの影響力を再認識させられるものだったといいえるのではないでしょうか。

 

お笑い好きのひとりとして、年末年始のアンタッチャブルの活躍に期待しています。

 

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