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【デマ拡散】やっぱり発生・・・、新型肺炎に関するデマ! 嘘情報には気をつけよう!

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

やっぱりというか、そろそろでてくるだろうなあと感じていたアレがやっぱり出てきました。

 

新型肺炎に関するデマが拡散しています。

嘘情報に惑わされないように注意しましょう。

 

【デマ拡散】発症者が逃走!?

 中国湖北省武漢市を中心に感染が広がる新型コロナウイルスを巡って、「武漢から関西国際空港に入国した感染疑いのある観光客が病院から逃げた」といった内容の誤った情報がツイッターなどSNS上で拡散している。厚生労働省関西空港検疫所は「そのような事案は発生していない。誤った情報に惑わされずに冷静な対応をお願いしたい」とネット情報を否定している。
デマの発信源となったのは、中国版ツイッター「微博」の中国語の書き込みとされる画面を切り取った画像。発信者などの情報にモザイクがかけられており、「関空で武漢から来た中国人観光客が発熱とせきをしているのが見つかり、病院に搬送されたが逃げた。USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)と京都に行かなければならないらしい。もし感染者だったら、どれだけ人に感染するのか。大阪に住む人は気を付けて。本当にひどい」といった内容で、日本語にも訳されて23日夜から拡散している。
大阪府医療対策課の担当者は「市民から問い合わせがあるが、現時点でそういった話はない」と情報を否定。同検疫所の担当者も「感染疑い例が見つかれば、すぐに厚労省に連絡し、厚労省が発表する。節度ある対応を求めたい」と話した。
出所)「デマがSNSで拡散「武漢から関空入りの新型肺炎患者が逃走」 モザイク入り微博画像から」毎日新聞2020年1月24日配信

 

これまでも地震など災害が発生すると動物園から猛獣が逃げたなどといったデマが拡散されてきました。

 

今回も、同じような流れで、

1.危険な出来事が発生したらしい
2.危険性はどれほどか不確かな情報が多い
3.その結果、出来事への不安が強まる
4.不安が強まると疑心暗鬼になる

といった一般市民の不安心理につけこみ、

5.情報が錯そうすることで、些細なことが大きく表現されたり嘘や誇張された話が拡がる

そして、嘘を信じた正義感のある人が拡散する側に回ってしまうことデマ情報は瞬く間にかけめぐるというものです。

 

発信元は中国版のツイッターのようですが、ここまで多いく拡がると犯人を特定することは困難だと思います。

中国人のなかにも、そして日本人のなかにも、このデマ情報に対して「正義感を持って」拡散する側にまわった人は少なくないでしょう。

 

デマをデマと見抜くのは不可能にちかい!?

個人的な意見ですが、デマをデマと見抜くのはほとんど不可能にちかいものだと感じています。

 

画像や文章などそれっぽい表現で、しかも不安に煽られている心理のなか有益な情報にすがりつきたいその気持ちに付け込んでくるわけです。

 

デマの発信者は単純にヒマなだけなのか、社会を混乱させたい愉快犯なのか、それともほとんど何も考えていないオオカミ少年タイプなのか定かではありません。

また、注意喚起を促すために正義感と善意をもっていわゆるリツイートをして拡散してしまう心理もよくわかります。

 

新型肺炎についてこうやってブログで発信している私も、もしかすると新型肺炎は何かの間違いで、結果的に不安や恐怖をあおっていただけ(つまりデマ情報を拡散していた)という結末になってしまうかもしれません。
その結果、マスクなどの衛生用品の購入をあおることになったり、一方で外出を控えることをすすめたことで外食産業等の売上が減少したりすると当然その責任の一端を担っているといわれても仕方がありません。

 

幸か不幸か私の発信力程度では問題になることはないでしょうが、テレビのニュース番組がデマ情報に飛びついたり、芸能人など影響力のある有名人が「正義感をもって」発信した結果、それがデマだったという可能性は否定できません。

 

いまやSNSなどを通じて情報は即自的かつ双方向的に行きかう世の中となりましたが、その情報の正確性を瞬時に見分けることはほとんど不可能かもしれません。

そういった前提条件を理解したうえで、情報を取り扱うことが大切となってきます。

 

いずれにしても新型肺炎の感染拡大が一刻も早く収まり騒動が沈静化することを希望します。

 

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