春闘はじまる、日本型雇用見直しよりも議論するメンバーを・・・
こんにちは、さんちゃんです。
年明け一息ついて冬から春の風物詩、春闘の季節がやってきました。
今年のテーマは日本型雇用の見直し!?(毎年言っていないか??)
今年の春闘のテーマは「日本型雇用」の見直しが焦点になっているようです。
連合と経団連のトップが会談し、今年の春闘が本格化しました。賃上げを求める連合に対し、経団連は終身雇用など「日本型雇用」の見直しを進めたい考えです。
経団連・中西宏明会長:「これまでの日本の仕組みはかなり見直さないと駄目なところも出てきた」
連合・神津里季生会長:「分配構造の転換につながり得る賃上げを目指すこととしている」
経団連は賃上げについて社員一律ではなく、成果に応じたり若手や中堅に重点的に配分すべきだという姿勢です。また、年功序列や終身雇用など日本型雇用の見直しを進めたい考えです。一方、連合は基本給を引き上げる2%程度の「ベースアップ」などを求めます。日本型雇用の見直しには否定的で、賃金のほか、働き方を巡る攻防が焦点となります。
出所)「今年の春闘 攻防本格化「日本型雇用」見直し焦点に」テレ朝NEWS(2020年1月28日配信)
ここ最近、毎年同じことを言っているように思います。
バブル崩壊以降、失われた10年が20年になり30年になり、・・・平成のあいだ常に言い続けられた新しい日本の働き方、雇用、生き方・・・etc.・・・
正直お腹いっぱいで新しい議論をはじめてほしいですね。
話し合っているメンバーが・・・
こういったニュースに登場するのは経団連や連合のトップ、つまり大企業のお偉方ということになりますからだいたいの絵面はこのようになります。
出所)同上
ご覧のとおり、これからの日本を支える中堅や若者がたくさん、・・・ではなく、ほとんどが日本型雇用の恩恵を受けてきた世代だと感じます。
判で押したような同じ色合いのスーツの男性たち、映像を見る限り女性は末席に一人だけです。
向かって左側に連合、右側に経団連の面々が並んでいますが、まったく代わり映えしないようにみえます。
このようなメンバー構成ではどれだけ議論をしても画期的な回答を得ることはできないのではないでしょうか。
厳しい表現かもしれませんが、人生100年時代、定年後も働く社会など長寿社会での働き方を模索することが善であるような議論が主流ですが、その分だけ世代交代が遅れていくのかもしれません。