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NYダウは過去最高の下落幅2000ドル超!! 日本株はどうなる!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

昨夜は正直あまり眠れませんでした。

NYダウの値下がりがあまりにもひどい状況だったためで、今日の日本の株式市場はどうなるのかと戦々恐々でした。

 

NYダウは過去最高の下落幅!! 2000ドル超も下げる!!

 米国株式市場は急落。原油相場の大幅な値下がりや新型コロナウイルス感染拡大を巡る懸念からリセッション(景気後退)懸念が台頭し、パニック売りに見舞われた。ダウ平均株価<.DJI>は2000ドル超急落し、過去最大の下げ幅を記録した。
出所)「ダウ2013ドル安、下げ幅過去最大 原油急落・新型肺炎懸念で」ロイター2020年3月10日配信

 

アメリカにおいて新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が急拡大したことと前日の原油相場の急落によりパニック売り、一気に下げて「サーキットブレーカー」が発動される事態となりました。

 

 主要株価指数は寄り付きから下げが拡大し、間もなく7%安を付けたところで緊急避難的な取引停止措置である「サーキットブレーカー」が発動、15分間の取引停止となった。同措置は株式相場が大暴落した1987年の「ブラックマンデー(暗黒の月曜日)」以降に導入された。その後はやや下げ渋る場面も見られたものの、取引終盤にかけて再び売りの勢いが増した。
出所)同上

 

サーキットブレーカーとは、記事にもあるように、指数の急落にともない取引を一時的に停止する措置です。

7%下落、13%下落、20%下落と3段階で実施されますが、今回は7%下落により15分間の取引停止となりました。
(ちなみに一番最悪の20%下落が発生するとその日の取引はその瞬間に強制終了となります)

 

その後、数百ドル単位で戻し、やれやれと思っていたところ、やっぱり最後はズドンと下落し、最終的に過去最大の2000ドル超の下げ幅を記録しました。

 

トランプ大統領が、ツイッターでコロナ関連のニュースにはフェイクニュース(≒デマ)が多いとか、インフルで年間数万人も死んでいるのに騒ぎすぎ、などと連続投稿したことも、市場関係者には危機的状況の表れと受け止められたのかもしれません。

ある種のトランプ大統領のツイッターによる爆上げ効果の神通力は通じなくなってきているとも考えられます。

 

で、日本株は???

当然、日本の株式市場は開始直前からお通夜状態でした。

 

9時に開始したわけですが大幅下落・・・、下がる下がる下がる、といった感じで目も当てられない状況が続きます。

 

しかし、前場(午前の相場)の段階で投げ売りが終了した雰囲気がでてきており、後場(午後の相場)は日経平均、新興マザーズなど指数はほとんど右肩上がりの上昇を続けました。

 

個別の銘柄をみても昨日や今朝の雰囲気とはガラリとかわり、買いが買いを呼ぶ展開に。

今日一日だけをみると冒頭相場というにふさわしい上昇ぶりを示しました。

 

 10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は乱高下した。朝方は前日の米国株暴落を受けた売り注文が先行、下げ幅は一時800円を超えた。その後は円安ドル高の進行などを支えに急速に買い戻される不安定な値動きとなった。
 終値は前日比日168円36銭高の1万9867円12銭。
出所)「東証乱高下、終値168円高 米株暴落で下げ幅一時800円超」共同通信2020年3月10日配信

 

値幅にすると約1000円の大幅上昇となり、終値は前日比日168円36銭高の1万9867円12銭とプラス引けとなりました。

 

朝の寄り付きでなくなく株を売った人にとっては非常に悔しい一日となったのではないでしょうか。
そして私のように、この上昇に全く乗れず見てるだけの人にとっても大きな勉強になったように感じます。

 

異常ともいえるコロナショックの乱高下ですから、二度とこのような相場環境がきてもらいたくないわけですが、次にこのような相場環境になった際には、勇気をもって買いで相場に入ってみたいと思います。

 

ちなみに、今日の大幅下落からの急上昇は一般的にいうところの「セリングクライマックス」(暴落相場の最後で投げ売りが発生して株価が急降下してから底を打った株価が上昇する現象)になるのでしょうか。

もしそうだとすると明日以降は上昇する希望が湧いてきます。

 

それとも「デッド・キャット・バウンス」(dead cat bounce)と言われるように、大幅下落の合間のちょっとした戻り買いなのでしょうか。

そうだとすると安心して買った後にさらなる暴落に巻き込まれることになってしまいます。

 

 

私自身は勇気がなくて明日以降もしばらくは相場に入れそうもありませんが、これからの株価動向に注目が集まります。

 

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