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コオロギの食用化ベンチャー、25歳のチャレンジ。人の夢は!!! 終わらねえ!!!!

2018/12/20
 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

将来の食糧問題を考えるにあたり、これまであまり食べていなかった昆虫を食用として売り出そうと起業した若干25歳の若者が注目を集めています。

 

コオロギの食用化を目指して:葦苅晟矢(あしかりせいや)さんの挑戦

“食料問題を解決する未来食”と言われ、昨今メディアでも取り上げられる機会も増えてきた昆虫。前人未踏のプロジェクトとも言える、昆虫コオロギの食用化と養魚飼料としての実用化に挑むのは、早稲田大学在学中に起業を果たした25歳。葦苅晟矢氏が見据える昆虫食の未来を通じて、誰も描いたことのない世界を作ることの面白さーー起業の醍醐味が伝わってきた。

「コオロギの食用化と養魚飼料の実用化という道なき道を拓く 「日本品質の昆虫食で挑む!」葦苅晟矢氏」

出所)Yahoo!ニュース2018年12月2日配信(元出所:TOKYO HEADLINEweb)

 

早稲田大学在学中に模擬国連をあつかうサークルに入った葦苅晟矢(あしかりせいや)さん。サークルでは、メンバーがそれぞれ各国の外交官に扮して国際問題についてのディスカッションをするわけですが、2013年にFAO(国連食糧農業機関)が発表した報告書『昆虫食ー食料及び飼料の安全保障に対する将来展望』を扱ったときに、昆虫食に興味を深めたようです。

 

その後、大学で独自に調査をしたところ、昆虫を食べたいとの回答は皆無・・・。当然ですよね、いきなり昆虫が食べたいかと言われても、積極的に食べたいと答える理由はあまり思いつきません。そういう状況ですから、理解者や賛同者はほとんどいなかったようです。

それでも起業に踏み切った理由は、スタートアップやベンチャーに関連するコンテストで数多く受賞して自信がついたこと、春休みにシリコンバレーを視察して、そこでのベンチャーに対する若者たちのエネルギーを肌で感じて自分も負けてられないと思ったからだそうです。

現在は、コオロギの飼育環境がより整っているカンボジアに拠点を移して、日々コオロギを食用利用するための粉末をつくる研究に奮闘中とのことです。

 

すごく行動力がありますよね。多くの人には無茶で無謀なチャレンジにうつるのかもしれませんが、日本にはイナゴや蜂の子など昆虫を食する文化があります。また葦苅さんによると東南アジアでは昆虫食の文化が根付いているようです。だからこそカンボジアを選んだようですが、そこには、過去、現在、そして将来の食を見据えてのチャレンジであること、また、日本での経験、アメリカでベンチャーの最先端に触れ、成長著しい東南アジアを拠点とするチャレンジであり、グローバルな視点を併せ持っていることを考えると、成功する可能性は意外と高いのではないかと思えてきます。どなたかが「リスクを取らないことがリスク」と言っていましたが、まさに葦苅さんはリスクを取ることで着実な成功へと近づいているのではないでしょうか。

 

人の夢は!!! 終わらねえ!!!! :起業家の信念とは

以前、サイバーエージェントを創業した藤田晋さんが、大学時代に「フジテレビの横にフジタテレビをつくる」と言ったところ、彼女や友人に盛大に笑われたというお話をされていました。そこから約20年、実際にAbemaTVをつくられたわけですよね。

 

人の夢は!!! 終わらねえ!!!!

そうだろ!!? 人を凌ぐってのも楽じゃねえ!!!

笑われていこうじゃないか

高みを目指せば出す拳の見つからねェ ケンカもあるもんだ!!!!

「ONE PIECE」第25巻。

空島に行くことを笑われたルフィ達に対して、黒ひげティーチが放った言葉

 

近い将来、コオロギが食卓に並ぶ日がくるかもしれません。若き葦苅晟矢社長と株式会社ECOLOGGIEに注目していきたいと思います。また、これからも若い才能が次々とでてくるでしょうし、一人でも多くの若者が起業家として成功できる社会であってほしいです。

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