平成最後の天皇誕生日 来年はどうなるのか?
こんにちは、さんちゃんです。
本日は平成最後の「天皇誕生日」(Emperor’s Birthday)です。
今上天皇が85歳のお誕生日を迎えられました。
国民の祝日として定着している天皇誕生日ですが、平成の30年間は今上天皇のお誕生日が12月23日のため、クリスマスで活気づく街でイベントがにぎわう祝日といったイメージが定着していました。
平成最後の天皇誕生日は三連休の中日、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
昨日は大掃除をしていたらあっという間に1日が過ぎてしまいましたが、本日もそんな感じになりそうです(まったく片付かない)。
ちなみに、世界で”エンペラー”を名乗っているのは日本国天皇陛下(the Emperor of Japan)のみです。唯一無二の存在であり、格式において並び立つといえる者はローマ法王(Pope)くらいです。
もちろん、王(King)、女王(Queen)よりも格上になります(”王”をまとめ上げるために”帝”を名乗ったのが秦の始皇帝。漫画「キングダム」の主人公です)。
今上天皇は、85歳の節目に自動車の運転をやめ免許を更新しない方針を発表されておられますが、いつまでもお元気なお姿にわれわれも気持ちが引き締まる思いです。
ところで来年以降の天皇誕生日はどのようになるのでしょうか。
今上天皇から皇太子殿下への生前退位が4月30日に予定されています(新元号は5月1日から)。
生前退位は約200年ぶりとなります。最後の生前退位は1817年に仁孝天皇に譲位した光格天皇といわれています。
すでに祝日法が改正されており、皇太子殿下のお誕生日である2月23日が天皇誕生日となります。
ちなみに新元号での最初の天皇誕生日は2019年ではなく、2020年2月23日です。
同時に現在の天皇誕生日は天皇誕生日ではなくなり、2019年12月23日は平日となります。
平成の30年間は、政治、経済、文化、社会が目まぐるしく変化した激動の時代でした。平成からポスト平成へ、歴史的な転換点に自分たちが立っているのだとひしひしと感じる一日となりました。