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東証大発会、株価が先か・業績が先か!? アップル・ショックのゆくえ

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

大発会、2019年は2万円割れからのスタート

本日、東京証券取引所にて大発会(新年最初の株式市場)を迎えました。

NYダウの大幅下落を受けて、終値は1万9,561円96銭(前年末比452円81銭安)となりました。

下げ幅としては2016年以来3年ぶりの下げ幅を記録しており、暗雲立ち込める2019年の船出となりました。

 

アメリカがくしゃみをすると日本は風邪をひくといわれるように、NYダウの下落傾向に連動するように昨年10月以降は日経平均も下げ続けています。

 

アップル・ショックは定着してしまうのか!?

GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの巨大四社)の一角をなすアップルが業績を下方修正したことがマイナス材料になったようです。

また、個人投資家のあいだでは、株価が下落しそうだという不安感から売りが先行しており、その売りが次の売りを呼び込んでいるようなプチ・パニックに陥っています。

 

一部で「アップル・ショック」と呼ばれたりもしていますが、この名称が定着してしまうと、株価大暴落、景気低迷が現実のものになってしまった証ともなりますので、なんとか下支えしてもらえないかなぁと感じています。

 

株価が先か、業績が先か!?

元日の日本経済新聞をみると、著名企業の経営者による2019年の株価予測は平均して2万3,000円を上回る数字となっています。

そこには、業績が好調であったり安定している企業が多く、現在の株価下落は米中貿易摩擦やアメリカ市場の低迷の影響を必要以上に意識してしまっている結果だと考えられています。

 

つまり、業績が好調であるために、株価は一時的には下がってもいずれ上向くという考え方です。

4~5月くらいが天井(一番株価が高くなる時期)とする経営者が多かったので、その意味でも1~3月の動向が注目されます。

このまま、ずるずると下降線をたどるのか、それとも底を打ち上昇してくるのか、後者への期待度込みの予測といったところでしょうか。

 

一方で、『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』の著者でもある渡部清二氏によると、この間の株価の下落にあわせて業績も下がってくると予測しています。過去のチャート・データから、先行指標として株価が下落したときに後追いのようかかたちで企業の業績が下がることはよくみられる傾向だと指摘しています。

 

もちろん、株価が上がるか下がるかについては、正確な予測は不可能です。

同時に、株価の変動をどのくらいのスパンで考えるかも重要となります。デイトレードであれば15分単位でも長いかもしれませんし、長期保有が前提であれば数カ月の変動は気にならないかもしれません。

 

株価が先か、業績が先か、答えの出ない問いかけです。

願望込み込みですが、2019年の比較的早い時期に上昇トレンドに入り、2020年は、株式市場はもちろん、政治、経済、社会、文化、雇用、教育、などあらゆる分野で明るい未来が広がっていることを期待したいです。

 

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