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レオパレス21が1万人超に転居要請! 引越難民拡大の恐れ、株価ストップ安に社長辞任か!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

レオパレス21の物件が施工不良! 耐火性能不足で入居者に転居を要請!!

 

賃貸アパート大手のレオパレス21の物件で、施工不良がみつかって大問題となっています(「レオパレス施工不良 引っ越し業者「繁忙期で対応できず」」毎日新聞2019年2月8日配信)。

 

天井や壁に耐火性能を施しておらず、仮に一つの部屋で家事になった場合に最悪は一棟まるまる燃え広がらる危険もあるようです。

 

そのため、レオパレス21では入居者に転居要請をするとのことですが、
その数なんと、33都道府県1324棟、1万4443人にのぼっています。

 

同社が引っ越し資金を負担するとの情報もでていますが、あまりにも規模が大きいため、どこまでの対応が可能なのか不安でしかありません。

 

同社ホームページに「当社施工物件における界壁施工不備問題の対応について」がでています。
お問い合わせ専門電話も掲載されていましたので転載します。

 

お問い合わせ先

■当社管理物件の入居者様…フリーコール0120-911-165(受付:10:00-19:00)
■当社管理物件以外の入居者様…フリーコール0120-911-165(受付:10:00-19:00)
■当社管理物件のオーナー様…フリーコール0120-082-991(受付:10:00-19:00 ※水曜日 10:00-18:00)
■当社管理物件以外のオーナー様…フリーコール0120-082-991(受付:10:00-19:00 ※水曜日 10:00-18:00)
■当社施工物件の管理会社様…フリーコール0120-082-991(受付:10:00-19:00 ※水曜日 10:00-18:00)
■株主様…IR推進室03-5350-0216(受付:9:00-18:00 定休日:土日祝)

 

 

引っ越し繁忙期を直撃! スムーズに引越しできるのか???

先日のブログでも書きましたが、新社会人、進学、人事異動など年度末に引っ越し需要が増えます。
昨年は、引っ越ししたくても希望した日時はすべて予約済みで埋まってい引っ越しできないという「引越難民」が話題になりました。

 

今年度はそのようなことがないようにと、行政や引っ越し業者などが対処していたはずです。
1月にはヤマトホールディングス子会社による法人向け料金の過大請求で「車両使用停止の行政処分」を受けました。

 

そこにきて、レオパレス21の問題が発覚したことで引っ越し業者にかなりの負荷がかかることになります。

 

アート引越センター
「(今春は受注能力を5%増強しているが)車両と人員の増強、業務の効率化など苦労して、たたき出した数字」(広報宣伝部)
「レオパレス問題で、いきなり上乗せするのは難しい。繁忙期は避けてもらいたい」(担当者)

サカイ引越センター
「今春は昨春以上に受注が増える」と予想。事業用車約2500台を保有する
「いっぱいいっぱいで運用しており、余力がない。1万件もの対応は無理」(広報担当者)

全日本トラック協会
「そもそも大手業者が法人対応を優先しているため、個人が予約しにくい。繁忙期の対応は困難ではないか」

出所)上記「毎日新聞」の記事より一部抜粋

 

あまりに忙しさが続くと事故やトラブルにつながりますので、うまく時期をずらしてスムーズな引っ越しができることを願います。

 

とはいえ、転居を要請された人たちの緊急性は高いです(それでなくても冬場は感想しているので火事に気をつける必要があります。耐火性能の乏しい部屋だと生きた心地がしないです)。

 

なんとか早急な転居につながればと願います。

 

また、新しく入居する人や入所を予定していた人にも大きな影響を与えることになりそうです。

春から新社会人や進学するために賃貸物件を探していた人にとってはレオバレス21の物件は候補のひとつだったと思います。

すでに契約を済ませている人もいらっしゃるでしょうし、かなりイレギュラーなかたちで引っ越し需要が高まりそうです。

 

私が以前引っ越しをする際に利用したインターネットの引っ越し見積もりサービスをしたサイトを掲載しておきます。



簡単に相見積もりがとれて、日時や金額、段ボールの数などかなり丁寧に対応してくれました。

 

社長は辞任を示唆、株価はストップ安、今後の対応は?

共同通信によると、昨日、深山英世代表取締役社長の記者会見が開かれ、その席上、辞任を示唆する発言がありました(「レオパレス社長、辞任の可能性示唆」共同通信2019年2月7日配信)。

 

そして、本日の株式市場では一切取引が成立せず(株を売りたいという人が多数、買いたいという人がほとんどいなかったため取引不成立)、そのまま「ストップ安」(おおむね20%の下落)となりました。

 

今回の問題は、入居者、入居予定者、オーナー、株主、引っ越し業者、近隣住民、行政機関、などその影響は甚大なものがあります。

 

また、レオパレス21の従業員や、施工等を請け負っていた企業の従業員など本件を知らなかった人も少なくないと思います。
窓口の人などへのバッシングは控えた方がよいでしょう。

 

いずれにしても住居は人間の生命にかかわるものですので、迅速にかつ丁寧に対応していただき、くれぐれも二次被害がおこらないように願ってやみません。

 

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