「アンパンマンのマーチ」を歌う姉妹デュオ・ドリーミングの寺田嘉代さん死去・・・ 団塊の世代への応援歌!
こんにちは、さんちゃんです。
またまた悲しいニュースが飛び込んできました。
寺田嘉代さん(ドリーミング)死去
「アンパンマンのマーチ」を歌う双子姉妹デュオ・ドリーミングの妹さんにあたる寺田嘉代さんが1月31日にお亡くなりになっていたことがわかりました(「「アンパンマンのマーチ」寺田嘉代さん脳出血で死去」日刊スポーツ2019年2月11日配信)。
年齢は非公表のためわかりません。
1月にデビュー30周年記念アルバムを発表したばかりとのこと、突然の訃報に驚いています。
アンパンマンのマーチは、ご存知「それいけ!アンパンマン」のオープニングテーマ曲です。
1988年の発売以降、30年間継続して流れている曲ですので、子どもからお年寄りまで歌えない人はいないのではないかと思えるくらいの名曲です。
そういう意味では平成を代表する名曲と言っても過言ではありません。
ご冥福をお祈りいたします。
「アンパンマン」のマーチは団塊の世代への応援歌
作詞は「アンパンマン」の生みの親、原作者やなせたかしさんです。
…前略…
なにがきみのしあわせ なにをしてよろこぶ わからないままおわる そんなのはいやだ!
わすれないでゆめを こぼさないでなみだ だからきみはとぶんだどこまでも
そうだおそれないで みんなのために あいとゆうきだけがともだちさ
ああ あんぱんまん やさしいきみは いけ みんなのゆめまもるため…後略…
子どもの頃は、あまり歌詞の意味も考えずに、その歌いやすさだけで歌っていましたが、大人になって読み返してみると実に感慨深い歌詞になっています。
やなせたかしさんは1919年(大正8年)生まれ、2013年(平成25年)に94歳でお亡くなりになるまで精力的に活動されていました。
アンパンマンのマーチは、単純な子ども向けアニメソングではなく、その親世代に対する応援歌でもあります。
それは、戦前戦中戦後を生きたやなせさんが、昭和の終わりに後輩世代にあたる団塊の世代に向けての応援歌ということになります(以前TVのインタビューでそのように答えていらっしゃいました)。
「何が君の幸せ 何をして喜ぶ わからないまま終わる そんなのは嫌だ!」
強烈なメッセージが伝わってきます。
自分の幸せ、家族の幸せ、本当の幸せを追及することの大切さについて、あらためてかみ締めることができます。
双子デュオのお姉さまにあたる寺田千代さんが気落ちしているのではないかと心配でしたが、日刊スポーツの記事を読むと歌手活動は継続されるとのことで一安心です。
歌い継がれる名曲として、ドリーミングのデビュー曲でもある「アンパンマンのマーチ」を妹さんの分までいつまでも歌い続けてほしいです。