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とんこつ不使用「とんこつラーメン」がG20の料理に! 一蘭の戦略が見事にヒット!

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

福岡市で6月8日から開催されているG20(20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議)の歓迎レセプションのなかで、とんこつを一切使用しないとんこつラーメンが振る舞われたと話題になっています。

 

とんこつラーメンの有名店「一蘭」による新メニューが世界へ!

 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が、6月8日から福岡市で開催された。会場となったのは「ヒルトン福岡シーホーク」だ。8日の夜には、会場で歓迎レセプションが開催された。報道によると、さまざまな地酒や地元料理がふるまわれたが、その中に「とんこつ不使用ラーメン」があった。どういったものなのだろうか。
歓迎レセプションでふるまわれたのは、とんこつラーメン専門店である一蘭の「天然とんこつラーメン(創業以来)」と「100%とんこつ不使用ラーメン」。会場では、それぞれ約200杯ずつ提供されたという。福岡市から依頼があり、一蘭はラーメンを用意することに。同社は、会場に調理器具、ハーフサイズの丼、麺・スープ、具材などを持参。ケータリングのような形で提供した。

出所)「世界の要人が食べた「とんこつ不使用ラーメン」の正体 G20財務相会議の歓迎行事で提供」ITmediaビジネスオンライン2019年6月10日配信

 

とんこつ不使用のとんこつラーメンは、とんこつラーメンの有名店「一蘭」が試行錯誤の末、2019年2月に新しいメニューとして開発されました。

 

その名もずばり「100%とんこつ不使用ラーメン」

出所)一蘭100%とんこつ不使用ラーメン専門店webページ
注)サムネイル画像も同一のものを使用

 

見た目は紛れもなくとんこつラーメンですが、とんこつやアルコールは一切使用しておらずお肉も牛肉を使用しています。

 

現段階ではハラール認証はしておらず、必ずしもイスラム教徒に向けた商品開発ではなく「豚が苦手だけどとんこつラーメンを食べてみたい」という顧客を想定して開発されたようです。

 

現在は東京の一店舗でしか味わえませんが、8月に大阪で2号店がオープン!

とんこつ不使用ということでイスラム教徒など宗教上の理由から豚を食せないけどラーメンを食べたいという人たちはもちろん必ずしもイスラム教徒に限らず世界中からたくさんのお客さんが「100%とんこつ不使用ラーメン」を求めてお店にきているようです。

 

残念ながら現在は2月にオープンした「100%とんこつ不使用ラーメン一蘭 西新宿店~発祥の店~」(東京都新宿区)の一店舗のみで販売されており首都圏以外の人はなかなか食べに行くには難しい状況です。

しかし、8月には2号店となる「一蘭 なんば御堂筋店」(大阪市)がオープン予定ということで関西圏の人にも食べに行くチャンスが拡がります。

 

とんこつラーメンの専門店が「とんこつ不使用ラーメン」を開発するというビジネスアイデアが、よりとんこつラーメンのすばらしさを世界へと拡げる機会となっていることを考えると、一蘭は有名店として守りに入らないチャレンジ精神のあるラーメンチェーンだといえます。

 

これまでも一人用の敷居である「味専用カウンター」など斬新なアイデアを次々と生み出してきた一蘭ですから、この次もアッと驚く新商品やサービスを提供してくれると思います。今後の展開に期待が高まります。

 

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