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新語流行語大賞は「ONE TEAM」、今年の漢字は何に!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

「2019 ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の大賞が発表されました。

 

新語流行語大賞2019発表!

大賞は、No.30 ONE TEAM(ワンチーム)に決定しました。

 

 その年話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の『2019 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が2日に発表され、“年間大賞”に日本が初の8強入りを遂げ、列島が沸いたラグビーW杯日本大会のチームのスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」が輝いた。トップ10には「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#KuToo」「◯◯ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」が選出された。
…中略…
選定理由として「日本代表の快進撃と1個のボールを取り合う面白さは多くの人々を虜にした。テレビの視聴率はうなぎ上り、日本代表のレプリカジャージは完売し、ラグビーを始める子どもたちも急増した」と解説。
「ONE TEAMは、世界に広がりつつある排外的な空気に対する明確なカウンターメッセージであるとともに、近い将来、移民を受け入れざるを得ない日本の在り方を示唆するものとなった。それは安倍総理にもしっかりと伝わったと信じたい」と伝えている。
出所)「『新語・流行語大賞』2019“年間大賞”「ONE TEAM」に決定 TOP10は「タピる」「闇営業」「令和」など選出」オリコン ニュース2019年12月2日配信

 

新元号となった「令和」や消費税増税に関連した「軽減税率」、そして若者に圧倒的人気を誇ったタピオカブームを象徴する「タピる」などを抑えて堂々の大賞が「ONE TEAM」です。

 

ラグビーワールドカップというビッグイベントに関連した言葉ですが、開催前はそこまで盛り上がってなかったのではないかと感じましたが、いざ始まってみるとテレビの視聴率もサッカーワールドカップやオリンピックと同じくらいの数字をはじき出し、日本チームが勝ち進むにつれてラグビーを知らなかった・興味がなかったという人まで巻き込んだ一大ムーブメントを引き起こしたといえます。

 

ONE TEAMの大賞受賞は納得の結果といえそうです。

 

選考理由と「今年の漢字」を考える!

そして、スポーツに関連していることもあり前向きな用語も選考された理由といえそうです。

 

これまでもどちらかというとネガティブな用語はノミネートされることはあっても大賞を受賞することはほとんどありませんでした。

理由としては、新語流行語大賞が新語や流行語を通じて現代用語に慣れ親しんで欲しいと考えている『現代用語の基礎知識』を出版する自由国民社のプロモーションの一環だからです。

 

そのため選考は、いわゆる有識者が選考委員となり選出されるシステムとなっています。

 

ちなみに、選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト )、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)(50音順)に大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)です(出所:同上)。

 

今年で言うと「上級国民」といった用語は大賞には選ばれにくい用語と考えられます。

 

一方で、「新語・流行語大賞」と双璧をなす年末の風物詩「今年の漢字」ですが、こちらは日本漢字能力検定協会が実施しています。

いわゆる「漢検」を運営する協会ですが、こちらも漢字に親しんでもらおうと考えたプロモーションの一環が注目を集めるようになったものだといえます。

 

選出された今年の漢字一文字を京都・清水寺にて揮毫するパフォーマンスが有名です。

 

ちなみに、今年の漢字の選出方法は、全国から広く募集することで最も多かった一字が選出されます。

そのため今年の漢字には、2018年に「災」(地震や豪雨の影響)、2017年に「北」(北朝鮮によるミサイル発射の影響)など、ネガティブな感じも選出されています。

 

発表日は12月12日(木)となっていますので発表を心待ちにしたいと思います。

 

私個人は、令和の「令」、台風豪雨の「雨」などが思い浮かびますが、やはり「令」でしょうか。

 

 

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