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トランプ氏、大統領選再出馬表明! 

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

ドナルド・トランプ米大統領が大統領2期目を目指して出馬表明をしました。

 

直近の景気動向や経済指標、株式相場の動向などから今日も日経平均は大きく下落すると想定していましたが、NYダウの大幅高もあり大きく上昇する結果となりました。

国内情勢で株価が上がる材料はありませんので、いよいよ外部要因に完璧に振り回される日本の株式市場といえるのではないでしょうか。

もうどうにでもして、という感じすらあります。

 

そこで、外部要因のなかでも最大級のインパクトを持ち、世界中が注目する一大イベント「アメリカ大統領選挙」について、ゆるぎない主役であるドナルド・トランプ氏の再出馬について取り上げます。

 

トランプ大統領、大統領選再出馬表明! そのスローガンは?

2020年のアメリカ大統領選挙に再選を目指してトランプ氏が立候補を表明しました。

 

前回驚きのなかで迎え入れられたトランプ氏の選挙戦のスローガン「米国を再び偉大にする」が達成されたとして、今回の大統領選のスローガンは「米国を偉大なままに」を標榜しました。

 

 トランプ米大統領(73)は18日、フロリダ州オーランドで集会を開き、2020年の大統領選に向けて再選をめざして立候補すると正式に表明した。「米国を再び偉大にする」という公約は達成したとして、新たに「米国を偉大なままに」(Keep America great!)をスローガンに掲げた。

出所)「トランプ氏、再選立候補を表明 「米国を偉大なままに」」朝日新聞DIGITAL(2019年6月19日配信)

 

大統領選のスローガンでいうとバラク・オバマ前大統領の掲げた「Yes we can」が有名ですが、ワンフレーズで自身の政策や方向性を指し示すには最高の武器といえます。

 

黒人初の大統領となったオバマ氏は、人種や社会的マイノリティとともに一緒につくる社会を目指しました。

そして、その結果、諸外国との弱腰外交などと非難をあび米国の威信を損ねたとして「強いアメリカ」、「アメリカ・ファースト」をむき出しにアピールしたトランプ氏が前回の大統領選挙で当選したわけです。

 

就任後の成果を強調しつつ、米国第一主義をこれまで以上に鮮明に打ち出したスローガンとなっています。

 

トランプ大統領の過激な発言はウケたりウケなかったりとアメリカ国民をはじめ全世界の人々をひやひやさせていますが、トランプ大統領によってアメリカの威信を取り戻したと表現することもできます。

 

再選なければ「株価暴落」発言は脅し!?

 トランプ米大統領は15日、2020年の大統領選で自分が再選されなければ歴史的な株価暴落が起きるだろうとツイートした。
トランプ氏は、大統領の職を「私以外の人物が引き継げば、これまでに見たことがない市場の暴落があるだろう」と投稿した。

出所)「自分が再選されなければ歴史的な株価暴落-トランプ氏がツイート」Bloomberg(2019年6月16日配信)

 

自分が当選すれば「こんないいことがある」という政治家は山ほどいますが、自分が当選しないと「こんな悪いことがある」という政治家はめずらしいと思います。

 

ある意味では「脅し」に聞こえます。

しかも株価が下落するという発言は株価を操作していると受け止められかねないので、危険な発言と感じます。

 

とはいえ、トランプ氏は生粋の政治家ではありませんのでそのあたりの立ち位置がこの発言を成立させているのかもしれません。

 

熱狂的なファンはいるが全体的な支持率は低調!?

 米調査会社によると、トランプ大統領の支持率は40%前後で推移する。保守層から圧倒的な人気を誇り、女性やカネをめぐるスキャンダルが起きても支持を変えない熱烈なトランプ派が多いとされる。ただ歴代大統領と比べると支持率は低水準との見方が多く、2020年の大統領選での勝利は容易ではない。

出所)「トランプ氏、支持率は40% 歴代大統領に見劣りも 」日本経済新聞2019年6月19日配信

 

アメリカ・ファースト、強いアメリカを標榜し、移民などへの排他的政策、中国をはじめ諸外国への強気の交渉など、トランプ大統領は「屈強なリーダー」として熱狂的な支持層を獲得しています。

 

一方で、やはり過激な政策や排除される側の人たちによるアンチ・非支持層も多くアメリカ国民全体のムーブメントにはなっていないようです。

 

これから約1年半をかけての長丁場となるアメリカ大統領選ですが、主役はやはりトランプ大統領であることは間違いありません。これからも一挙手一投足に注目が集まりそうです。

 

日本が振り回されることもしばらくはなくならないでしょう。

 

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