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黒田日銀総裁、景気緩やかな拡大?? 好き放題言える立場は楽だわな・・・

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

日和見主義の黒田総裁・・・

日銀の黒田東彦総裁は8日午前、支店長会議であいさつし景気の先行きについて、減速する海外経済の影響を受けるものの基調として緩やかな拡大を続けるとの見通しを示した。

景気の現状は、輸出や生産に海外経済の減速の影響がみられるものの、「所得から支出への前向きの循環メカニズムが働くもとで、基調としては緩やかに拡大している」とし、先行きも「当面、海外経済の減速の影響を受けるものの、基調としては緩やかな拡大を続けるとみられる」と語った。

出所)「景気の先行き、基調として緩やかな拡大続ける=支店長会議で黒田日銀総裁」2019年7月8日配信

 

さすが黒田総裁・・・

 

海外経済の減速の影響を受けるとしながら、日本の経済は緩やかに拡大を続けるとの認識を示しました。

 

とはいえ、国内経済は海外経済の減速を真正面から受け止めることになります。
特にアメリカ経済の動向に振り回されることはよく知られています。

 

しかも、日本は消費税増税による消費は停滞ムード、選挙戦もしらけムードですし、ジリ貧で緩やかに減退であれ理解できますが、まさかの拡大継続というのはあまりにも日和見主義に思えます。

 

そして、

足元の消費者物価(生鮮食品除く)の前年比は「ゼロ%台後半」と、日銀が目指す物価2%目標には依然として距離があるが、先行きは、需給ギャップのプラス継続や中長期的な予想物価上昇率の高まりに伴って「(目標の)2%に向けて徐々に上昇率を高めていくと考えられる」とした。

出所)同上

 

と、ほとんど根拠らしい根拠がみられない理屈で2%目標に向かうとしています。

 

そろそろ大暴落がきても・・・

そもそも年末の世界的な株価大幅下落から、アメリカ、欧州、中国などしっかりと回復したうえで高値圏で方向性を探る状況です。

 

主要国で日本だけが年末の下落からちほとんど株価が戻らず、経済ニュースでは繰り返し「日本株の(上昇)出遅れが目立つ」と言い尽くされてきました。
同時に、薄商い、閑散とした市場との表現も繰り返し繰り返し使われてきました。

本日もかなりの薄商いで、まったく市場が盛り上がっていません。

 

そのなかで、ゆるやかな拡大・・・などという現実をまったく見ようとしない表現は怒り、悲しさを通り越して、どうにでもなれという心境になります。

 

大暴落がきても政府や日銀は同じように目先は厳しいが長期的にはゆるやかなか拡大がつづくと表現するのでしょうか。

 

元号が令和に変わり、あらゆる意味で政治や経済に期待をしていたのですが、結局尻すぼみのジリ貧経済が続くようだと、本気で高所得者が日本を離れる事態になるかもしれません。

 

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