最新ニュース、書籍やマンガなど身近な話題から昭和・平成・令和の生き方・働き方を考える

NYダウ767ドル安と今年最大の下げ幅! 米中貿易戦争再開! で、日本は?

 
この記事を書いている人 - WRITER -

こんにちは、さんちゃんです。

 

NYダウ今年一番の下落!

昨夜のNYダウですが、一時900ドルを超える下げを記録するなど全面安の展開、最終的には前日比767ドル安の2万5717ドルで取引を終えました。

ほんの2、2週間前には2万7000ドルを超え史上最高値を連日更新するようなお祭り騒ぎでした。
そこまで業績が良かったわけでもない米国企業にあって、米中貿易戦争の休戦やパウエルFRB議長の利下げの思惑など良い方に株価が織り込まれていた結果だったのかもしれません。

 

 為替市場で米中の貿易摩擦の長期化への懸念から、およそ11年ぶりとなる元安ドル高が進んでいますが、トランプ大統領が「為替操作だ」と批判したことで売り注文が加速しました。世界的な景気減速が現実味を帯びてきたことで、比較的安全な資産とされる円も買われていますが、貿易摩擦が為替にも影響を与えていることで、市場では今までにない危機感が漂い始めています。
出所)「NYダウ株価、今年最大の下げ幅」TBS NEWS(2019年8月6日配信)

 

トランプ米大統領が中国を「為替操作国」認定! 米中貿易戦争は収束の兆しなし・・・

ここ数日、トランプ米大統領によるトランプ砲が連発されています。

先日のブログでも書きましたが、G20期間中におこなわれた米中首脳会談でアメリカ産の農作物を中国が大量購入するという約束が守られていないとトランプ大統領は激怒して9月の追加関税を発表しました。

 

中国も黙っていません。

そもそもそのような約束はしていないと反発するだけではなく、アメリカの農作物を購入しないと発表しました。

あわせて中国は11年ぶりの人民元安水準を容認しました。

 

 中国商務省は6日未明、中国企業が米農産品の購入を一時停止したと発表した。
トランプ米大統領が中国からの輸入品ほぼすべてに制裁関税を拡大する「第4弾」を9月に発動すると表明したことへの対抗措置。中国当局が11年ぶりの人民元安水準を容認したことと合わせて、トランプ氏は強く反発し、新たな制裁として中国を「為替操作国」に認定した。

 

そのため、連日のトランプ砲がさく裂することになりました。

中国を「為替操作国」に認定して、さらなる経済制裁が科される可能性が高まりました。

 

 為替操作国とは、アメリカが「貿易で優位に立つために為替介入などで自国通貨安に誘導している」と認定した国を指す。認定はアメリカが一方的に行い、是正措置を講じなければ高関税などの制裁が科される。
出所)「為替操作国ってなに? アメリカが一方的に認定、日本も監視対象に。トランプ大統領は「もう許さない」と激怒」HUFFPOST(2019年8月6日配信)

 

休戦ムードは一気に吹き飛び、世界的な株安が巻き起こっています。

 

日本は・・・

米中貿易戦争の激化、NYダウの下落のあおりを受けて、連日400円程度の下げ幅で続落していた日本ですが、本日もNYダウ767ドル安を受けて、最悪のスタートとなりました。

 

主力株のほとんどが開始時刻の9時に寄り付かず全面安の展開となり、日経平均は一時600円を超える下げ幅を記録しました。

しかし、理由は定かではありませんが後場に入り大きく盛り返して最終的には134円安の2万585円で取引を終えました。

 

そこまで大きな買い要因も見当たらず、続落は否めないのですが、自律反発したのか、あまりにも売られ過ぎと投資家が判断したのか、重いのか戻り買いが強かった相場となりました。

 

ある意味ではNYダウとは異なる動きを示しましたので、今夜のNYダウ、そして明日の日経平均がどのように動くのか、お盆休みまでの数日間の相場は今後を占ううえで極めて重要な数日間となりそうです。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 21世紀の生き方・働き方 , 2019 All Rights Reserved.