お盆相場開始!! 個人投資家にとって吉か凶か!?

こんにちは、さんちゃんです。
本日からお盆相場が開始されます。
お盆前にはソフトバンクが上場来高値! 初めて公募価格を上回る!
お盆前の金曜日には、昨年12月に上場したソフトバンクがはじめて公募価格の1500円を突破するなど記念すべき日となりました。
私は公開初日に売ってしまったため損失を出しましたが、あれから8カ月、ソフトバンクを信じて保有し続けていた人にとっては楽しい3連休となったのではないかと思います。
先週は日経平均も(一時の隆盛を考えたらまだまだですが)上昇基調で終わりましたので、このお盆相場に期待をしていた個人も多かったのではないでしょうか。
お盆相場は個人投資家にとっては楽しい期間!
なんせ、普段は仕事に忙しい人にとっては、お盆休みは場中(9-15時)に相場をみることができる貴重な時期です。
年末年始やGWなどは休日・祝日のため、株式市場自体も休場してしまっているため、お盆の期間は株式投資が好きな人にとっては楽しい時期だといえます。
また、大口の機関投資家や外国人投資家が夏休み(サマーバケーション)ということもあり、大口の売り買いで大きく相場が乱高下することも少ないため比較的短期トレードに適した時期ということもできます。
しかし、お盆相場初日は荒れ模様となりました・・・
新興国通貨&株の値崩れが・・・
毎度おなじみ「トランプ砲」については詳しく触れませんが、中国との貿易関連の交渉は長引くとツイートしましたので、短期に収束する見込みなしと市場は判断しました。一方、中国は人民元をじりじりと引き下げています。
それに加えて、昨夜アルゼンチンで通貨(ペソ)と株式が大暴落しました。
アルゼンチン・ブエノスアイレスの代表的な株価指数メルバル指数が一夜で37.9%も急落したようです。
理由は大統領選挙の予備選で現職マクリ大統領がまさかの大敗を喫したことにあるようで、一気に売りが殺到しました。
もちろんアジアの通貨についても人民元以外でも韓国ウォンなどおおむね安くなっています。
日本円だけが円高へと進んでおり輸出企業には大きな痛手となっています。
そのようななかで昨夜のアメリカNYダウは昨夜389ドル安と、市場が冷え込みました。
(前週末のNYダウも90ドル程度安かったのですが、反発はなくさらに下落を加速するように下げました)
悪材料満載の日本株式市場は・・・
このように、世界のどこをみても悪材料満載といったところです。
そのようななかで3連休明けの東京株式市場、日経平均は、先週末比で250円程度安く始まりました。
先週末2万0600円台だったものが、さっそく2万500円割れからのスタートです。
市場予想のなかには、このまま2万円まで急降下という悲観的な予想も少なくなく一時は300円超の下落となりましたが、なんとか持ちこたえることができたようで終値は前週末比229円38銭安の2万455円44銭で取引をおえました。
円高による為替リスクも相まって、手控えムードが一層すすんでいるような感じです。
しかし、個別で株式をみていくと、個人投資家が多く集うマザーズ市場では好決算銘柄などに素直に買いが入る状況で、値動きもそこまで荒々しくなく、といって閑散として動かないわけでもなく、といった株式相場でした。
私のようにいつまでたっても初心者の域を出ない少額弱小個人投資家にとってはむしろやりやすい相場環境といえるかもしれません。
今夜のNYダウをはじめ海外の株式市場の動向も気になりますし、明日以降の東京株式市場も期待したいところです。
分かりやすい相場で、それなりに利益を計上することができるという相場環境となることを願いたいと思います。