最新ニュース、書籍やマンガなど身近な話題から昭和・平成・令和の生き方・働き方を考える

リクルートHD、株式売り出し決議で株価が大幅下落!

 
この記事を書いている人 - WRITER -

こんにちは、さんちゃんです。

 

子会社リクルートキャリアの「内定辞退率情報販売」問題で揺れるリクルートホールディングスですが、株式売り出し決議と自社株買いの決議を発表しました。

 

☆リクルートキャリアによる「内定辞退率情報の販売」問題の関連記事☆
リクナビ「内定辞退予想」の波紋! リクルートの終わりの始まりか!?
リクルートはデータを扱う企業としてのプライドも捨てたのか!?

 

 

リクルートHD、発行済み株式7%超の株式売り出し決議!

 リクルートホールディングス<6098.T>は28日、最大1億2150万株の(発行済株式数の約7.16%)の株式売り出しを決議したと発表した。売り出し価格は未定。28日終値の3313円をベースにするとオファリング総額は4025億2950万円となる。
また800億円・3000万株(発行済み株式数の1.79%)を上限とする自己株式取得も決議した。
出所)「リクルート、1億2150万株の売出を決議」ロイター2019年8月28日配信

 

この間の子会社リクルートキャリアの内定辞退率情報の販売問題が収束していませんし、当のリクルートHD自身が購入していたことが明らかとなっていますから、今後の落としどころに注目が集まっていました。

 

そのようななかでの株式売り出し決議ですので、今回の件での補償費用が巨額になりそうなため資金調達に走ったのではないかとささやかれています(リクルートHDの広報は両者の関係性を否定していますが)。

 

 

リクルートHDの株式は大幅下落!

売り出しと買い付けという両極端な決議を発表したわけですが、投資家の注目は株式売り出し決議の方に集中しました。

 

そのことがネガティブ材料視された結果、本日29日にリクルートHDの株価は一時7%も大幅下落するなど、終値は前日比159円安(-4.8%)の3,154円で取引を終えました。

日経平均採用225銘柄の下落率1位となってしまいました。

リクルートHDの株価は8月に入り下降トレンドではありましたが、今回の件で一段と下げ圧力がきつくなったように感じます。

 

リクルートキャリアの問題は報道ベースでは下火になったようにも思われますが、就職活動・採用活動においてリクルートキャリア「リクナビ」の評判が盤石のものでなくなったことは間違いありません。

 

競合他社も攻勢にでてくるでしょうし、リクルートHDの本業に影響がでてくるようなことがあれば、株価への影響は限定的とはいえなくなります。

今後、どのような推移をたどるのか、注意深く見守っていく必要があります。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 21世紀の生き方・働き方 , 2019 All Rights Reserved.