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世界遺産「首里城」全焼・・・、いまだ原因不明も寄付金1億円を超える!

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

10月31日未明、世界遺産でもある沖縄県の代表的建造物「首里城」が全焼しました。

 

首里城全焼・・・原因は不明!?

首里城の管理団体である財団の花城理事長が火災を受けての謝罪をおこないました。

 

 31日に発生した首里城火災を受け、首里城公園を管理する一般財団法人沖縄美ら島財団の花城良廣理事長が1日午後3時、沖縄県那覇市内で記者会見を開き、「まずはこのたびは近隣の方々を始め、沖縄県民、国民の皆さま、関係各位、沖縄観光を楽しみにされていた観光客の皆さまへ心配と迷惑を掛けていることに対して深くお詫び申し上げる」と陳謝した。
出所)「「深くお詫び申し上げる」 首里城管理の財団法人、火災で陳謝」琉球新報2019年11月1日配信

 

ただし、現在のところ出火原因も不明のままで責任の所在もよくわからない状況となっています。

 

 首里城の火災を受け、沖縄美ら島財団の花城良廣理事長は1日の記者会見で、スプリンクラーの必要性を問われ「設置義務があったかどうかは、私どもは関係しない」と述べた。その上で「県、国を含めて検討するところ」と述べ、財団を含めた三者で話し合うべき課題との認識を示した。火災を巡っては1日時点で出火原因が特定されておらず、責任の所在が定まっていない。
出所)「首里城、スプリンクラー検討せず 国・沖縄県・指定管理者で責任定まらず」沖縄タイムス2019年11月2日配信

 

国、県、財団で責任のなすりつけ合いがおこなわれるのであれば虚しい気持ちになります。
(巨額の再建費用を考えると致し方ないのかもしれませんが・・・)

 

クラウドファンディングによる寄付金が1億円を突破!!

そんななか、那覇市がいちはやく「ふるさと納税」と関連づけた寄付金の募集をクラウドファンディングではじめました。

 

 那覇市がふるさと納税を活用したクラウドファンディングのウェブサイト「ふるさとチョイス」を通して受け付けている首里城火災への支援金が3日午後、目標額の1億円に達した。開始から3日目で目標額を超えた。目標額を達成したが、引き続き支援は受け付ける。
このクラウドファンディングは「沖縄のシンボル『首里城』再建支援プロジェクト」。寄付した人は税控除が受けられる。那覇市は集まった支援金を、首里城の再建に取り組む国や沖縄県などに納める予定。
3日午後6時15分現在、6279人が計1億122万円余を寄付している。

 

「沖縄のシンボル『首里城』再建支援プロジェクト」と題したクラウドファンディングはわずか3日間で目標額1億円を突破、引き続き支援の輪が拡がりそうな勢いです。

 

あわせて衛藤晟一沖縄担当大臣によると、国費の投入も検討しているようで国をあげての支援活動が展開されることになりそうです。

 

とはいえ、前述したように「原因不明」で全焼ですから、仮に早期に再建されても再び火災に見舞われる可能性も否定できません。
実際問題、首里城は過去に「4度」も火災に見舞われているようです。
そのたびに再建されてきたわけですが、ぜひこの機会に管理体制を確立してほしいものです。

 

それにしてもあまり良い話題のなかった「ふるさと納税」ですが、このような活用方法が広く浸透すれば災害被害の寄付金などにも応用が利きそうです。あわせてクラウドファンディングへの認知も拡がるのではないでしょうか。

こんなことを言うと不謹慎という声も聞こえてきそうですが、税金に関する公平不公平の負担割合など総合的に判断することが大切になってくるように感じます。

 

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