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景気後退!? コロナには言及して消費税増税には言及しないのはなぜ!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

大方の予想どおり、景気は後退局面を迎えたように感じます。

 

GDPはマイナスに転落!!

 2019年10~12月期の実質GDP(国内総生産)は前期比1.6%減と5四半期ぶりにマイナスとなった。
今年1~3月期は拡大を続ける新型肺炎が新たな下押し要因となり、先行き懸念は増すばかり。2四半期連続のマイナス成長となれば、国際的には「テクニカル・リセッション(技術的な景気後退)」と定義される。戦後最長と言われる第2次安倍政権発足時からの景気拡大は風前のともしびだ。
GDPの大幅マイナスを受けて、17日に記者会見した西村康稔経済財政担当相は「本来であれば緩やかな回復が続くはずだった」と指摘。政府の経済対策により1~3月期から景気回復が進むという見通しが、新型肺炎の影響で狂ったとの認識を示した。
出所)「日本経済、景気後退入りか GDP、2期連続マイナスも 新型肺炎」時事通信2020年2月18日配信

 

まずは2019年の10~12月期、大方の予想どおり消費税増税の影響もありGDPはマイナスとなりました。

 

ただし、消費税増税については言及がありません。

 

そして、1~3月期もマイナスとなる想定を西村経済財政担当相が発表しました。

 

2期連続(6か月)マイナス成長となると・・・

ほぼ間違いなく2期連続でGDPのマイナスが想定されています。

 

10~12月期の実質GDPが発表されたばかりですが、こちらは消費税増税の影響(増税前に消費が膨らみ、増税後の買い控えなど)もあり低下が予想されていました。

西村大臣の想定では、その後年明け1月からは景気回復がおこなわれる想定だったところが新型肺炎の影響で難しくなったとのことです。

とはいえ、景気回復の兆しはなく、新型肺炎の影響を声高にアピールすることで政権の失策から目を背けることができるような期待が見え隠れしています(実際問題、景気回復する確かな要因は見受けられませんでしたので)。

 

うがった見方をすると、消費税増税の影響すらも新型肺炎の話題でかき消されて政権与党としてはこれ幸いといったところでしょうか。

 

まあ、安倍政権の支持率が低下していますので、そこまでこの目論見がうまくいったわけではないでしょうが。

 

いずれにしても景気後退は避けられないように感じます。

輸出もままならず、インバウンドも停滞が想定されます。

東京オリンピックの開催にも暗雲が立ち込めてまいりました。

 

さてさて、2020年日本の政治経済は、国民の生活は、どのようになっていくのでしょうか。

 

一向に回復しない経済をみていると、虚しくなってきます。

 

 

 

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