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パンデミックの波紋! 五輪は中止か!?

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

今週は予想していたとは言え、予想以上の総悲観に包まれました。

 

WHO「パンデミック」宣言&トランプ演説で世界恐慌突入!!

WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は、3月11日に新型コロナウイルスによる肺炎を「パンデミック」(世界的な大流行)と宣言しました。

 

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、新型コロナウイルス感染拡大は「パンデミック(世界的な大流行)」に相当すると表明し、現時点ではイタリアとイランが感染拡大の最前線となっているが、他の国もまもなく同様の状況に陥る恐れがあると警告した。
会見したテドロス事務局長は「感染の広がりと深刻度に加え、不作為を巡る状況が憂慮すべきレベルにあることを深く懸念している」と表明。そのうえで「パンデミックは軽々しく使う言葉ではない。もし誤って使われれば、不当な恐怖を引き起こす言葉だ」と強い言葉で警告した。
出所)「WHO、新型コロナはパンデミック 独首相が国民の7割感染を警告」ロイター2020年3月12日配信

 

これまで大丈夫と言い続けていただけに、遅きに失した感もありますが、テドロス宣言を受けて各国は大きくネガティブな情報を発信しています。

 

たとえば、ドイツのメルケル首相はドイツの人口70%が感染する恐れがあると発言しました。
首脳の発言としては異例ともいえる不安や恐怖をあおる結果となりました。

 

WHOのテドロス発言を受けてアメリカ株式市場であるNYダウは歴史的な大幅下落、市場の引け後にトランプ大統領が声明を発表するとの情報が流れ、いつも強気なトランプ大統領のことですからどのような驚くべき緊急政策が打ち出されるのかと期待したのですが・・・。

 

 トランプ米大統領は11日夜、ホワイトハウスから国民向けにテレビ演説し、新型コロナウイルスの感染拡大への対応策を発表した。英国を除く欧州に過去14日間滞在した外国人の入国を禁止するのが柱となる。中小企業の資金繰り支援など経済対策の一部も明らかにした。米国での感染拡大に歯止めをかけるため異例の強力な措置をとるが、企業活動や観光など実体経済への広範な影響は避けられない。
出所)「トランプ氏「英国除く欧州から入国禁止」 新型コロナ 13日から30日間」日本経済新聞2020年3月12日配信

 

しかし、そこでの声明は、ふたを開けてみると目新しい対策はありませんでした。
そればかりかヨーロッパからの入国を禁止するというものが中心で経済対策は前日までの支援策を繰り返しただけに留まりました。

 

前日の緊急声明もトランプ大統領ではなくペンス副大統領しか出席しなかったことからも具体的な政策が出来上がっていないとの憶測が飛び来ました。

 

この声明が日本時間を午前10時に発表されたことから、直後の日本市場は大荒れ(トランプ発言への期待の裏返しの失望売りが加速)となり、NYダウも記録的な大幅下落となりました(今週2度目のサーキットブレイカー発動)。

 

日本はどうなる? 五輪は!?

日本ではWHOのパンデミック宣言を受けて安倍晋三首相が会見を開きましたが、特段の対策を講じるといった話はなく、麻生太郎副総理兼財務大臣も減税など特別な対策をせずとも混乱は時期に消滅するとの立場を表明しました。

 

これから日本はどうなるのでしょうか。

 

東京五輪の開催も危ぶまれてきました。

 

これまで実行委員長の森喜朗元総理や小池百合子都知事などが中止や延期はあり得ない、予定通りに開催すると強気な発言を繰り返してきましたが、トランプ大統領の1年延期案やIOCバッハ会長の開催にはWHOの助言に従うとの発言が飛び出したことで、延期または中止の可能性が急速に高まる結果となっています。

 

本日「13日の金曜日」も日経平均は1000円を超える下落となりました。

最近では1000円安やNYダウの1000ドル安では驚かなくなっていることに驚いている感もありますが、私自身持ち株がかなり含み損になっていますので、そろそろ底をついてくれることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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