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就職活動で一歩先をいくために! 説明会の持ち物でわかる優秀な学生、そうでない学生

 
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こんにちは、さんちゃんです。

 

高校生から大学生へ、前回は少子化における学生専用マンションの高付加価値化について解説しました。

大学生から社会人へ、今回は就職活動における就職説明会・会社説明会での立ち居振る舞いについて解説します。

 

前回のブログはこちらから
少子化でも学生マンション盛況! 祖父母の期待を背負ったランドセル市場の申し子たち

 

 

就職活動の現在と未来

経団連中西会長の「就活ルール」(説明会や面接開始時期を定めたもの)廃止発言から数か月がたちました。
現在のところ大きな混乱はなく、2019年4月採用(現大学4回生)から2020年4月採用(現大学3回生)へと企業の採用担当者の目線はシフトしていますし、学生の側も、早い人だと3回生のあいだに内々定を獲得する人も現れますので、いよいよ本格的な就職活動に気持ちが入ってくる時期でもあります。

 

BUSINESS INSIDER JAPANに就職活動の現在と未来について城繁幸氏(人事コンサルティング「Joe’s Labo」代表)のインタビュー記事(インタビューアー・執筆は庄司将晃氏)がありましたので紹介します(「大企業から新卒一括採用が消える日。1、2年で「配属先確約・年収1000万円」内定時代も…【就活2019】 」BUSINESS INSIDER JAPAN2019年1月21日配信)。

 

政府が決めた新ルールは守られない

記事によると、経団連の就活ルール廃止発言を受けて、「「ルールがなくなると学業に影響が出る」といった大学側の意向を受け、政府が主導して「3年生の3月に説明会、4年生の6月に面接をそれぞれ解禁」といった今と同じルールを当面は維持する方針」が決まりました。

 

しかし、城氏が指摘するように、「政府が決めた新ルールは守られない」可能性が高いです。

 

現状においても経団連の就活ルールは形骸化しているといわれています。
「面接」という表現では実施できないので「面談」「懇談」などの名称で実質的には面接が繰り広げられています。
そもそも経団連に加盟していない外資系企業や新興企業は就活ルールの実施時期よりも採用活動を前倒しすることで優秀な学生の囲い込みを実施しています。

 

それに対して、経団連加盟企業は大っぴらに前倒し実施もできずモヤモヤとした気持ちで採用活動をしてきたわけですから、政府が主導したルールに対しては外資系企業などと同様に自分たちも遵守しなくてもいいと考えるようになっても不思議ではありません。

 

新卒一括採用の終焉で年功序列・終身雇用も崩れ去る

記事によると、特別優秀な学生に対しては、就活ルールとは一線を画す「特別採用枠」で三顧の礼をもって迎え入れるようになります。将来の経営幹部候補で、これまで外資系企業などに採用で後れを取ってきた人材です。

同時に、一部の学生対象の特別採用枠を設定するだけでは十分ではなく、その次にくる優秀な学生層に対しても「選ばれる企業」となるためには、初任配属から異動、昇進など年功序列型の運用を見直すことになると予想されています。自分自身の専門領域でキャリア形成を考えている学生に対しては、配属や異動が会社任せで年功序列で決まるキャリア形成のシステムでは人材が集まらないといいます。城氏の言葉を使えば「絶望的に不人気」な企業となります。

優秀な人材を確保するためには、新卒一括採用の形骸化とともに、年功序列、終身雇用も崩れていくと考えられています。

劇的に変化するわけではないでしょうが、これから政府によって、就活ルールを主導するようになったり、副業・兼業を奨励したりするようになりますので、20年、30年スパンで考えると働き方は大きく変わることは間違いないといえます。

 

キャリアプランはもう会社任せにできない

会社の側が採用活動の見直しを検討しているわけですから、当然、就職活動をする側の大学生にも意識と行動の変革が求められます。

引用にもあるように、自分自身のキャリアを会社任せにして受け身な人は、そもそも採用されないかもしれませんし、採用されても雑用のような仕事ばかりで早晩成長が止まっていまいリストラの憂き目にあう危険性が増してしまいます。

そうならないためにも、専門的な仕事で高校生や大学生のうちから将来像を具体的に描いておく必要があ

2018年12月のブログでも書いたように、寄らば大樹の影といった「就社」から「就職」への転換点がきているといえるかもしれません。

 

難しいことは置いておいて、できることからはじめよう

ここまで書いてきて、自分が22歳だったときをふり返り、なんとなく大学生活を送っていた人間としては、そこまで真剣に将来を考えたことはなかったなぁと思いますし、今の学生は大変だなぁと思ってしまいます。

ここ20~30年の低成長のツケを次世代の若者に回しているだけのようにも感じたりしてしまいます。

とはいえ、それなりに悩み苦しみながら就職活動を経験したひとりとして、難しいことは置いておいてできることからはじめたらいいのではないかと考えています。

 

次の写真をみてください。

 

 

この写真は今回引用した記事(「大企業から新卒一括採用が消える日。1、2年で「配属先確約・年収1000万円」内定時代も…【就活2019】」今村拓馬氏撮影。)にあった一枚です。

 

これをみてどのように感じますか。

 

座り込んでメモを取る男子学生と後ろの壁を使って何かを書いている女子学生がみえます。
おそらく合同就職説明会の会場後部か廊下の写真だと思いますので、学生が書いているのは説明会の参加証カードかアンケートのようです。

 

写真に写っている人たちとはまったく面識がありませんので能力はわからないですが、一目見る限り、優秀な学生とは思えません。座り込んだり、壁を使って何かを書いている姿はどうしてもだらしなく感じてしまいます。

就職活動の説明会ではたくさんの書類を受け取ることは事前にわかりますので、しっかり準備をしておくことが大切だといえます。

 

おすすめは、A4サイズの書類をクリップではさむことができるタイプのバインダーです。
これを持っているだけで就職説明会をスタイリッシュに受けることができます。

 

バインダーがあると、書類がぐちゃぐちゃになりません。
机がない会場でも、立ったままでもきれいな文字で書くことができます。
さらに、横の人に書類が見えないということも大きなメリットです。

書類それ自体を大切に扱っているということはもちろん、データや情報の漏洩に対する感度が高いということが伝わります。

小さいことのように感じるかもしれませんが、たったそれだけのことで与える印象がまるで異なってきます。
企業の人事担当者からも、「おっ、この学生はできるな」と思ってもらえるかもしれません。

 

せっかくA4サイズが入るリクルート用の鞄を購入しているはずですから、持ち物のひとつとしてバインダーを加えてみてはいかがでしょうか。
そこまで高価なものではありませんし、社会人になってからも活用できますのでお気に入りのものを探してみてください。

 


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など、A4サイズのバインダーを鞄にいれておきましょう。

 

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