景況感、またまた悪化!! 3四半期連続でこのままだと令和元年はマイナスの一年に!?
こんにちは、さんちゃんです。
景況感は3四半期連続の悪化!
消費税増税初日となった10月1日に、日銀による企業短期経済観測調査(短観)が発表されました。
大方の予想よりは悪くなかったものの、半年間悪化し続けている業況判断指数(DI)の下落は下げ止まらず3四半期連続での悪化となりました。
日銀が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の最近の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回6月調査から2ポイント下落のプラス5となり、3四半期連続で悪化した。
出所)「景況感が3四半期連続で悪化」共同通信2019年10月1日配信
ちなみに、今後の予測としても、消費税増税や日韓関係の悪化の影響などもあり先行きは一段と落ち込むと考えられています。
そして内閣府による消費動向調査によると消費者心理は過去最悪となっています。
消費者心理は過去最悪!
内閣府が2日発表した9月の消費動向調査によると、今後半年の消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比1.5ポイント低下の35.6だった。10月の消費税増税を控え、12カ月連続で悪化。税率が8%に引き上げられた前回の増税時の2014年4月と今年8月に記録した37.1を下回り、現在の調査方法で比較可能な13年4月以降、過去最悪となった。
出所)「消費者心理、過去最悪=前回増税時下回る」時事通信2019年10月2日配信
日本経済がジリ貧のなかでの消費税増税ですから、予想どおりといえば予想どおりで、一時的な指数の悪化は致し方ないとも考えられます。
家計をやりくりしなければならない人にとっても頭の痛い話が続きますし、これから年末にかけて買い物や外食を控えるなどますます消費が落ち込むといった負のスパイラルに陥ることも十分に予想されています。
このままいくと次の四半期においても景況感は悪化、令和元年は景気悪化の一途という新しい時代の幕開けに相応しくない悲しい船出となってしまいます。
このまま景況感の悪化が恒常化するようであれば、早急に政府には対策をとってほしいものです。